浮かれ相場に冷や水
米国で昨日(2020/02/24)の株価暴落は、トランプ氏が資本家有利の政治を行うと期待しての浮かれ相場に冷や水を浴びせた形だ。 新型肺炎による中国の工場停止で、必要な製品(部品・原料・半製品など)が輸入できないことで米国でも製造業の稼働が低下することを恐れたのだろう。
投資家が利益を上げるには、他人より先に買って、他人より先に売ることが原則だ。 逆に買い遅れたり売り遅れたりすれば損をする。 今回も不安になった誰かが売り始めたのを察知した投機家が、遅れまいと我も我もと売ったことが原因だろう。
暴落ではあるが、このところ続いていた実体と乖離した浮かれ相場を見直して、適正水準を探るには良い機会だろう。
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