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January 17, 2020

四半世紀

大型ダンプの隊列が近づいてくるような轟音で目を覚ましたとたんに、布団ごとはじき飛ばされたあの朝から25年。 家屋倒壊跡に作られた駐車場も少なくなり、町並みの傷はほぼ癒えたように見えるけれどまだ心の傷が残っている人は少なくない。 失った人への追憶がつらくて他の土地へ去った人も多いだろう。

大災害の傷が癒えるには長い年月がかかるものだ。 神戸でも最も被害が大きかった地域の再建には、地権者の権利の調整に手間がかかったため始まるまでに10年以上、完了するには20年以上かかった。 その後の天災で傷ついた人達には、権利関係者が多いと権利の調整に球がかかる為、再建や復興には想像以上の時間がかかるものだと知らせておきたい。 転出者が増える前に迅速な生活再建を行うためには、時には強権発動も必要なことがあるかもしれない。 首長達にはそれに対する非難に耐える覚悟も必要だろう。

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