政治家の失言が続く
昨今は政治家の失言が非常に多くなっているが、今度は自民党の重鎮政治家の失言が飛び出した。
元来、政治家の発言は非常に重いものなので、どの政治家も口を開く前に熟慮していた。 しかし最近の政治家は思い付いた言葉を考えなしに口にし、その言葉が不適切であると今度はあれこれ言い逃れを並べ立てて非難をかわそうとするがそれがまた新たな非難を招くことも多い。
政治家は自分の政見や思想を正しく伝えるために言葉を操るプロフェッショナルで有り、かつての政治家達はインタービューなどでも発言前に一呼吸おいて内容を吟味していた。 タバコが自由に吸えた時代には、タバコに火をつける事で時間を稼いで発言内容を吟味する間を取るのも常套手段だった。
しかし今はSNSなどで気軽に発言できるためか、思いつきをそのまま表に出すことが増えた。 また、メディアにも発言者が言葉を選ぶ間を待てない者が増えているように見える。 その影響だろうがインタビューや質疑応答でも熟慮せずに発言する者が多い。 そうした熟慮しない発言が増えたことが失言騒動が多い原因だろう。
政治家の言葉は重いので、政治家は言葉のプロフェッショナルでなければならない。 そのことを忘れてはいけない。
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