September 2024
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« 耐風性能の基準改定が必要 | Main | トリチウム水の処理 »

September 26, 2019

弱腰が目立ち始めたトランプ氏

外交で八方ふさがりのトランプ氏だが、この1~2月弱腰が目につき始めた。 それまではオレの言うことを聞かなければこうだと脅そうとする一方だったが、兎に角交渉をまとめて成果にしたいという思いが透けて見える様になり、交渉の糸口にと目立たぬように譲歩を重ねているようにも見える。

イラン問題についても、言うことを聞かなければ戦争だと言っていたのが交渉をと言うようになった。 中国との貿易交渉についても焦りが見え始めている。

しかしこれまでの言動から、相手国の多くがトランプ氏は信頼できる相手ではないと、簡単には交渉に応じなくなっている。 さらにペルシャ湾の有志連合軍問題に見られるように、西欧諸国に支援を求めても簡単には応じてくれなくなっている。 トランプ氏が一人で始めた事だから一人で解決せよと言うわけだ。 彼のこれまでの言動の結果、米国は西欧で孤立してしまったのだ。 米国のペットと言われた安倍氏ですら、すぐにはトランプ氏の要求に応じなくなっている様子で、日米貿易交渉も日本政府の流している情報を信じるとすればTPP協定と大差が無い内容のようだ。

あれこれわがままを言いつのってきたトランプ氏だが、ここに来て譲歩せざるを得ない、あるいは要求を引っ込めざるを得ない状況に陥りつつあるのだろう。

それにくわえてとうとう弾劾問題まで動き始めた。 このままでは2期目の立候補すら危うくなりかねない状況で、トランプ氏はどうするのか? 他国の信頼を取り戻して外交成果を上げるにも既に手遅れの感がある。

結局、トランプ氏は絶対君主である企業のオーナー経営者と、国民の信託を受けて法に従って行動しなければならない大統領の立場の違いを理解できないまま、一期だけで終わるのだろうか。


« 耐風性能の基準改定が必要 | Main | トリチウム水の処理 »