煽りもネット炎上も根っこは同じ
先日あるNHKの健康番組でイライラするのは自己中が原因だと解説していた。
なるほどそういえば、煽り運転やネットの炎上、各種モンスターが激増している原因が分かりやすい。 つまり自分が社会的に認められていない、あるいは社会的に満たされていないと言う不満がそのような行動を起こさせるのだろう。
そしてその根源は恐らく。脱戦後教育から派生した「我慢させない」育児と教育にあるのだろう。 当時幼児教育学者達はこぞって、我慢させるとトラウマになるから我慢させてはいけないと大合唱していた。 その結果、子供時代に我慢することを覚えなかったものが大人になって、我慢しなければならない社会の現実に直面して不満を募らせる。 その不満が些細な原因で抑制できなくなって他人への攻撃になるのだろう。
「三つ子の魂百まで」というが、我慢して社会の不条理に耐えることは幼児の内から教えておくべきだ。 虐待に類する事をしなければ我慢が重大なトラウマになる事はない。 もっとも既に親たちの全てが我慢させない育児や教育で育った世代だ。 我慢することを適度に教えるのは、彼らには無理だろう。
それではどうすれば良いのか? 親子両方を、保育・幼稚園や小学校に集めて専門的訓練を受けた指導者に教育させるしかないのかもしれない。
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