安易なネット情報利用が誤りの元
防衛庁がイージスアショアの配意場所選定の根拠として提出した資料に誤りが指摘されて問題になっている。 原因はグーグルマップを使った為だとしているが、そもそもなぜ国土地理院の保証付きのデジタルマップを使わなかったのだろうか。 そこに基本的な誤りがあると考える。
国土地理院のデジタルマップは国家によって確証された権威あるデータだ。 それに対しグーグルマップはいかなる権威にも確証されていない。 そんなデータを安易に用いて好都合の数値が得られたので、他の確証されたデータによる裏付けを取らなかった所に問題がある。
ネット上から簡単に得られる情報は便利だが誤りや虚偽も多い。 ネット情報を利用する場合には、原初の出所が異なる情報を比較してサーティファイしなければならないのだ。
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