ハイヒール
時代が変われば善し悪しも変化する。
かつては大手企業のオフィス勤務女性のプライドだったハイヒールが、旧弊な女らしさの強制だとして今は嫌われているそうだ。 今後もいろいろな物事の善し悪しの変化は続くだろう。 かつて悪いとされたことが今では良いとされるように、今は良いとされていることが悪いこととされる事も少なくないだろう。 良いとされたことが悪いこととされるようになり、それがまた良い事とされるようになる事もあるだろう。
ハイヒールに話を戻すと、現役時代にニューヨークに出張した時の事だが、スニーカーで出勤してきた女性達がオフィスのあるビルの入り口でハイヒールに履き替える光景を多数見かけた。 当時の米国では、上級、中級の事務職員はオフィスで女性はハイヒールやパンプスを、男性は革靴を履き、下級の職員は男女の区別無くスニーカーという暗黙のルールがあったようだ。 つまり履き物は職場での地位を表していたのだ。
いま日本では、オフィスでは足が楽なスニーカーがよいという流れのようだが今後はどうなるのだろうか。 そのうち、高級なパーティーでもスニカーで良いという事になるのだろうか。
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