クルーズ船漂流
ノルウエー近海で大型クルーズ船の機関が故障して漂流中だと報じられている。
原因は風速20m波高8mを超える荒天の為機関が故障したのだそうだ。 付近では貨物船も一隻機関が故障して漂流しているという。 こちらも荒天の為機関が故障したと報じられているが、大型船の機関が荒天で故障するというのはにわかには信じがたい。 総トン数が500トンから1,000トンぐらいだった第二次大戦の駆逐艦の中には、北大西洋からバレンツ海でのでの護送任務中に、船尾が水面上に何度も持ち上げられて舵や推進器が破損した事があるという話は聞いたことがあるが、何万トンもあるクルーズ船にそんなことが起きるとは考えにくい。 直接の原因が何であったのかは是非とも知りたいところだ。
乗員乗客は約1,300人だそうで、ヘリコプターで救出中だと報じられている。 すでに500人弱を救出してそうだが、強風下に激しくローリング(いすやテーブルが床を右往左往している映像があった)する船体から一人ずつつり上げるのは大変そうだ。 タグボートで最寄りの港に曳航する準備も進められている様だが、無事に入港できるよう祈りたい。
追記;
それにしても、吃水に較べて背が高く水面上の面積が広いクルーズ船やコンテナ船は、風の影響を受けやすいので荒天下の操船が難しそうだ。
追記;
それにしても、吃水に較べて背が高く水面上の面積が広いクルーズ船やコンテナ船は、風の影響を受けやすいので荒天下の操船が難しそうだ。
Recent Comments