ボールはどこに
2回目の米朝会談が決裂後、米朝の非難合戦が始まっている。 米国はボールは北朝鮮にあると主張して北朝鮮の大幅な譲歩を要求しているが、気と朝鮮も米国に対して大幅な譲歩を要求して、ボールがどちらにあるのか決めがたい状況だ。
会議の決裂を受けて、北朝鮮は昔からの常套手段つまり米国が恐れることを行っているか行っているふりをして米国に譲歩を迫るのだろう。 長く続いてきた経済封鎖下でも、北朝鮮は一通りの国家運営はできている。 長期戦も辞さずに米国への圧力をかけようとするだろう。
韓国は今回の米朝会談で双方が大幅に譲歩すると言う印象を振りまいて、封鎖解除後にいち早く経済的利益を得ようとしたように見えるが、再び長期戦に戻るとすれば韓国経済界の失望は大きいだろう。
現状で米朝の橋渡しが可能な力量のある国は中露だが、トランプ氏がそのどちらをも敵に回している現状では橋渡しは期待できない。 また、EUはそもそも当事者意識がないので橋渡しには出てこないだろう。 従って今後数年間は仕切り直しになり、再び核兵器プラントの稼働の兆候やミサイル発射の兆候に関する情報などに振り回される事になりそうだ。
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