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March 21, 2019

だだコネ選挙

格にこだわり、都知事より格下の府知事ではいやだと言うH氏のわがままから始まった、都構想の可否だけを争う府知事および市長選が始まった。
一時、東京に対する対抗心が強い大阪市民の支持を得たが、中身が明らかになるにつれて都構想はじり貧の一途をたどっている。 そんな先行きに対する不安と焦りから公明党を脅してみたが、それが当て外れに終わったことが今回の選挙の動機だろう。
都構想の最大の利点として維新の会が主張する二重行政も、府の構造を変えなくても連絡協調のシステムを作れば改善できることばかりで、むしろ知事の権限を強化して中央集権化したいという望みが明らかに見える。 つまり都構想の要点は遅疑への権限集中だに見える。 これが府下の首長の多くが反対に回った原因だろう。 つまり二重行政の解消の真の意味は府行政の中央集権化であると見抜かれたことが支持の低下をもたらしたのだと思われる。
H氏が知事の格付けにこだわると言うことは、在任中に他の県知事を見下した態度によく表れていた。 その最たる例として、ある県知事が表敬訪問を申し入れた際に、多忙であると称して日曜日に会見日を指定し、しかもチノパンにポロシャツという姿で腰に手を当てて挨拶を受けた姿によく現れていた。 スーツ姿の相手の知事は懸命に不快感を押さえていたが、H氏の態度は王様が目下の挨拶を受けると言わんばかりの失礼なものだった。
そんなH氏のわがままから始まった都構想に多額の費用をかけるのは税金の無駄使いだと思うのだがどうだろう。

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