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February 13, 2019

大型連休廃止論

人手不足が原因となって各地で旅館や観光ホテルの廃業が多発しているそうだ。 大型連休に客が集中するのでそこで稼がないと経営が成り立たないが,その時期を乗り切る為の十分な人手が確保できないのだろう。 また、廃業後に残された大型の建物の処理に費用がかかるので自治体が苦慮しているそうだ。

そこで人手不足を解消する良い方法がある。 それは客が集中しなければ一時的に多くの従業員を集める必要がなくなるので、客が集中する大型連休を廃止してしまうと言うことだ。 そうして客が集中しなくなれば、サービスをする方と受ける方の双方に余裕ができて楽になる。 さらに良質サービスを提供するために必要な従業員数も、年間を通して平準化できるので安定した雇用を地元に提供するという点でも楽になる。

このように大型連休を廃止して旅行客の集中を防げば良いことだらけなのだが、それに抵抗する要因が一つある。 それは日本人が好きな「みんなで一緒」にと言う考え方だ。 このため働くのも休むのも「みんなで一緒」でなければ不安になる。 この点を解消するのが一番の難問だが、これは国が旗振りをして、遊びのためでも気軽に有給をとれるよう企業と国民双方への働きかけを進めなければならないだろう。 また、振替休日の制度を変更して、振替休日分はいつでも好きなときに公休日として休日を取得できるようにするのも良いだろう。

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