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February 08, 2019

麻生副総裁再び失言す

麻生副総裁がまたまた失言を。 いつもの事ながら支持者や身内の集まりでの発言は、上げ足を取られやすい不用意なものだ。 発言の全体を見れば必ずしも誤りでばかりではないとも言えるのだが、受け狙いの省略した発言を行うから不適切な言い回しが誇張されると言う事もあるのかもしれない。

確かに高齢化の直接原因は少子化なので、少子化の対策も必要だというのであればその点を強調すれば良いと思うのだが、いつもの事ながら言い回しが考えを正しく伝えるには不十分だと言うことは否めない。

それはともかく、高齢化対策は少子化対策から始めなければ根本的な解決にならないと言う事は当たり前だ。 しかし一方で、少子化にはまたその原因がある。 さらにその原因にも原因がある。 従って、幾層にも重なった原因のそれぞれに対策を施していかねば問題の解決はできない。 麻生氏の失言をとがめるのはそれとして、メディアにも原因解決の実行可能な提案をしてもらいたいものだ。    
   
そもそも少子化対策は何の目的で誰のために行わなければならないのだろうか? 人口減少は国内市場を縮小させ、国民所得や税収を減少させて国を衰退させる。 なぜならば、税収が減少すると既に利用している生活に必須なインフラの維持や必要なサービスを行う事が困難になるからだ。 この点から、少子化を食い止めることは国民全体の利益の為に必要なことだといえるだろう。  従って多額の税金を投入しても行う価値は十分にある。

少子化と高齢化については、また別の稿に考えをまとめてみたい。

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