前アクセントの流行
以前に標準語は前アクセントだから、何でもかんでも前アクセント言うのが正しいと思っているような人がいると書いた事があるが、ますますその傾向が強くなっているようだ。
先日聞いていたテレビでは、柿を牡蠣と同じ前アクセントで話していた。 日本語は意味によってアクセントの位置を変える言語なので、方言(標準語も方言の一つだ)ごとのルールを守ってもらわないと聞くだけでは意味が分からなくなってしまう。 例を挙げると、飴と雨、雲と蜘蛛は関東弁と関西弁では逆になるがアクセントが異なるので、どちらの方言で話しているのかが分かっていれば間違うことはない
たとえば雨と飴と天、柿と牡蠣と垣、箸と橋と端などを全て同じ前アクセントで話されたら、あなたは聞くだけで意味が分かるだろうか? 前後関係で分かる場合もあるのだが・・・・。
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