民主政治から個人独裁へ
世界のあちこちで独裁政権を巡る騒ぎが多発している。
そのような事例や過去の事例を見ると、民主主義的に独裁者が権力を握ることが思いの外容易であることが分かる。 民主政治は容易に衆愚政治化し、衆愚政治は容易に集団的全体主義化する。 そして集団的全体主義から個人独裁に移行するのはさらに容易だ。
事実、今騒ぎが起きている国や、第2次大戦前夜のドイツ、イタリア、スペインなどを見ると民主政治から個人独裁への民主的手続きによる移行がいかに短期間に簡単に起こりうるのかがよく分かる。
ところで今の日本はどうだろうか? 有権者がメディアやネットの情報に簡単に踊らされる様子を見ていると、衆愚政治から集団的全体主義への途上にあるように見えるのだがどうだろう。
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