犯罪賛美の歌
家出した少年を家に連れ帰って泊めた女性が未成年誘拐で逮捕されたそうな。
その記事を読んでジャズの名曲「家においでよ(Come on-a my house)」を思い出した。 この歌ではキャンディや玩具、クリスマスツリーなどすてきな物がたくさんあるよ、全部上げるから私の家においでよと子供を誘っている。 これはまさに上記の女性と同じだ。 いや積極的に誘っている点で逮捕される可能性が高い。
さらに思い出すのは坂本九がヒットさせた「明日がある」だ。 この歌では、心引かれる少女の後を家までつけていく少年の気持ちを歌っているので、ストーカーの歌と言える。 もっともこれは、あの時代のローティーンの男の子には珍しくもない行為だったし、女の子の方もそれを楽しむところが有った。 だが今は、これは立派なストーカー行為で犯罪として処罰されかねない。
他にも、曲が作られヒットした時代には誰も問題にしない普通の行為だったが、今は犯罪となる行為を歌った歌は他にもありそうだ。
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