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September 18, 2018

北海道広軌化論

青函トンネル以外では日本の他の地域から孤立している北海道の鉄道の現状を考えると、函館と他の都市の間をつなぐ新幹線は一から建設するよりも山形新幹線や秋田新幹線のように既存の軌道を利用して広軌狭軌共用化とする方が良いのでは無いかと考える。

理由は土地に余裕があり単線区間も多く、かつ運行本数も少ないのでダイヤ編成上の余裕もありそうだ。 このため広軌狭軌の共用はしやすいのではないかと考えるからだ。 もちろん運転速度を上げるには路盤改良やカーブを緩やかにするなども必要だろう。 しかしそれでも総工事費は全くの新設より安いだろう。

なお、広軌狭軌の併用にというのは、貨物列車が道内と本州の両方をそのまま走行できる方が好ましいからだ。 鉄道の運行だけから言えば、青函トンネルの青森側に狭軌用貨車と広軌用貨車の間で積み替えを行う基地を作れば、北海道側は広軌のみにできるのでベストだろう。

しばらくのは道内を広軌狭軌併用として、徐々に道内用の全ての車両を広軌用に切り替えてゆき、その間に積み替え基地を作ると言う手もある。 貨物の大半が液体も含めてコンテナになっているので、積み替えも短時間でできるのではないかと思うからだ。

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