東西問題
と言っても東洋西洋の間の政治あるいは人種問題では無い。 このところ連続して発生したいる支障災害のことだ。
この夏、北半球の大陸の東岸では高温と豪雨、特にいわゆるゲリラ豪雨に悩まされている。 これに対して西岸は少雨と干ばつに悩まされている。 具体的に言えば、ユーラシア大陸の東岸の中国東部、朝鮮半島、そして日本が豪雨災害に悩まされている。 この被害地域は中国南部を通りインド亜大陸にまで達しているようだ。 一方ユーラシア大陸の西側のヨーロッパでは小雨で干ばつが発生し、高温も加わって山火事の多発に悩まされている。 同じ状況は北米大陸でも起きており、東海岸では各地で集中豪雨による洪水が発生する一方で、西海岸では乾燥のため大規模な山火事が多発して消火しきれずにいる。
これから季節が変わってどうなるかは予測できないが、南半球でも同様の事態が発生する可能性が無いとは言えない。 これは大規模な食糧危機を引き起こす可能性があるので、慎重に動向を見守る必要があるだろう。
そしてどこかが暑くなれば当然どこかが寒くなる。 北半球ではこの冬、厳しい寒波に悩まされるところが出るかもしれない。 その可能性に対する備えも必要だ。
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