ばれなきゃいい
かつての日本人は嘘をつくのは恥と考えていたが、最近の日本人には平気で嘘をつく者が多くなったように感じる。 特に政治家や政府高官が平然と嘘をつき、事実はどうであろうと言ったことが真実だと居直るのが情けない。 特に総理大臣が嘘をついた官僚をかばうようでは、国民全体に都合にあわせて嘘をつくのは正当な行為であると公然と認めているようなものだ。
こんな国の政府は国民からだけでなく、外国からも信用されなくなるのはが然だ。 その結果日本の国際的な地位は低下の一途で、ロシアも日本を見下して領土を返還しても良いとは言わなくなったのもその例の一つだ。
政治家や官僚達の振る舞いを見ていると、ばれなきゃいい、ばれても嘘ではないと言い張れば良い、非難されても安倍首相の都合に合わせるための嘘であればかばってくれる、と考えているようだ。 しかし嘘は、天知る、地知る、人知ると言う。 どこかにその歪みが残り、いずれその付けを払わされることになるだろう。
付け加えると、つけを払うのは嘘を容認する国民も同じだ。
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