米国空母帰港
米国の原子力空母R.レーガンが横須賀に帰港した。3月頃まで定期のメンテナンスを行うという為との情報もある。
定期メンテナンスが本当だとすると、それが終了するまでは北朝鮮攻撃は無いと考えて良い。なぜならば北朝鮮との戦争は、米国にとっても全力を投入した電撃戦とせざるを得ないからだ。
長引けば中国とロシアに介入する準備の時間を与える。そうなれば世界大戦に拡大することは避けられない。これは北朝鮮の何発かの核ミサイルより遙かにやっかいな事態だ。
また、米国が介入しないよう中露に求めても、彼らがそれを了解することもあり得ない。それは彼らにとって国家の信用に関わるからだ。よって米国が開戦するとすれば、中露に介入の時間を与えないよう宣戦布告なしに大規模な奇襲攻撃をかけ、数日のうちに北朝鮮軍を壊滅させ、全土を掌握しなければならない。そのためには空母群の1/3を参加させないということはあり得ない。もっとも、中露の軍事偵察衛星の監視下でそんな大規模な奇襲攻撃の準備をすることは不可能だが。
それはともかく、R.レーガンのメンテナンス入りが事実であれば、それが終了するまでは金正恩と政府の高官達は枕を高くして寝られるということになる。米軍幹部が、軍事演習でトランプ氏の顔を立てつつ、他方では緊張を和らげようとして行ったことかもしれないが。
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