民族浄化
ミャンマーによるロヒンギャ族への迫害が欧米諸国から民族浄化だとして非難されている。
しかし、イスラエルによるイスラム教パレスチナ人に対する迫害は露骨な民族浄化であるにもかかわらず、欧米諸国はこれを非難しない。 なぜならば、キリスト教徒にとってもユダヤ教徒にとっても、パレスチナにイスラエル国家が作られることは旧約聖書に書かれた神の約束であり神の正義の実現だからだ。 そしてそれを妨げることは神の正義の実現を妨げることであり、死後の救済を受けることができない神に対する罪である。 よって欧米のキリスト教徒はイスラエルの民族浄化を非難しない。
これに対し、ミャンマーの仏教徒によるイスラム教徒の迫害は聖書に記された神の正義では無い。 よってそれを非難しても神に対する罪にはならない。 これが欧米諸国のイスラエルとミャンマーに対する対応の違いの根本原因だ。
Recent Comments