スポーツウエアの変遷
しばらく前、ある外国通信社サイトで女性のスポーツウエアの変遷を紹介していた。これを見ると19世紀には長いスカートと長袖の上衣が標準だったが、時代が下るに連れて肌の露出が多くなってきたことがわかる。
特に近年の陸上競技ではどこまでヌードに近づけるかを競っているのではないかと思うぐらいだ。そういえば、ローマ時代の邸宅跡から発見されたモザイクに女性アスリートを描いたものがあるが、これを見ると揺れて邪魔にならないように乳房に布を巻き付けただけのヌードだ。男と違って股間に邪魔物がないので女性はこれで十分というわけだろう。
まさかここまではゆくとは思えないが、鍛えた体を見せたいという女性アスリートの願望と、女性のエロティシズムを売り物にしたい興行団体の意向(ビーチバレーなどを見よ)が後押しして、今後も女性のスポーツウエアの布面積は減ってゆくのだろう。またおそらく、女性観客の要望を受けて男性用もその後を追ってゆくと思われる。
追記(2017/11/29);
以前の記事で書いたことがあるが、パリモードなどの高級ファッションも、ショーを紹介するニュース画像などで見る限りではやはりどこまでヌードに近づけるかを競っているようだ。やせすぎの若いモデルの、しなびて垂れ下がった乳房が透けてみるのはあまり気持ちが良くないのだが・・・・。
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