クルドとロヒンギャ
クルド問題とロヒンギャ問題はともに同じ根から来ている。
クルド問題は古来クルド族が住んでいた土地を英仏が勝手に4カ国に分割したからだし、ロヒンギャ問題も古来この地域の小王国の盛衰につれて小移動を繰り返していた地域を英国が勝手に分割して自由な移動をできなくしたからだ。
その結果、クルドは自分たちの土地に住みながら自分たちによる決定権を奪われ、ロヒンギャはどちらの国からも自国民と認められない漂民扱いされてきた。
つまり、どちらもヨーロッパ人がその地域の事情を無視して勝手に国境線を引いたことに原因がある。
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