全部同じ
アンチエイジングサプリメント向けには「コラーゲン」だが食用には「ゼラチン」。フランス料理では「ジュレ」だが日本料理では「煮こごり」。そして接着剤に使う時には「膠(にかわ)」になる。
「にかわ」は魚や動物の皮を煮てとったからで「煮皮」の意味だろう。
それにしても、分子量が巨大なので皮膚には浸透できないし、食べると消化器官で低分子に分解された後吸収されるので立体構造は保存されない。何型でも関係ないと思うのだが・・・・。
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アンチエイジングサプリメント向けには「コラーゲン」だが食用には「ゼラチン」。フランス料理では「ジュレ」だが日本料理では「煮こごり」。そして接着剤に使う時には「膠(にかわ)」になる。
「にかわ」は魚や動物の皮を煮てとったからで「煮皮」の意味だろう。
それにしても、分子量が巨大なので皮膚には浸透できないし、食べると消化器官で低分子に分解された後吸収されるので立体構造は保存されない。何型でも関係ないと思うのだが・・・・。
トランプ氏は耳に心地よい報道のみを集めて報告させているが、最近その担当者の一人が辞職してしまったという。
どうやら、トランプ氏は昔話の愚かな王様のように聞きたくない報告は遮断し、心地よい報告だけをあげさせているようだ。これが続けばどうなるか、それは昔話を読めば誰にでも分かるが、当の王様だけは分かりたくないことだ。
このままで行くと、たぶんトランプ氏はおとぎ話の愚かな王様と同じ道をたどるのだろう。あるいは日本の愚かな殿様のように、家臣によって権力を奪われて神棚に上げられるようなことになるのかもしれない。
その前に、無邪気な少年の一声が彼を打ちのめすかもしれないが・・・・。
私が住むあたりには築30年を超える中層マンションが多い。どれも高齢化が進んでいるのだが、同様にマンションの周囲の一戸建ちも高齢化が進んでいる。このためしばしば救急車やパトロールカーがサイレンを鳴らしてやってくる。
先日の深夜もパトロールカー等数台が近所に集まって止まったので、火事では無いことを確認しに覗きに行くと数人の警官がしきりに家の中の様子をうかがっていて、そのうち一人が窓をこじ開けて中に入っていった。火事ではなく周辺に危険が無いことが確認できたので、私は自宅に帰ったため詳細は確認していない。だが推察するにその家の住人は独居高齢者で、離れて住む家族から何度電話をかけても出ないので様子を見てほしいと言うような通報があったのだろう。
もっとも応答が無いからと言っても住人に事故があったとは限らない。ずいぶん昔になるが、近所のマンションでガス警報装置が鳴っているのに中から応答が無いので消防が呼ばれ、消防士が隣のベランダから入って中を覗くと中で一人暮らしの高齢者がお茶を飲んでいたと言うことがあった。後で詳細を聞くと、その高齢者が湯を沸かすためにガスに火をつけた際すぐに火が着かなかったのだそうだ。だが彼はは耳が遠く、警報器の音にも玄関のインターホンの音にも気がつかなかったので騒ぎになったということだった。上の例も、耳が遠く補聴器を外して寝ていたので電話の音に気づかなかったと言う様なことであれば良いのだが。
独居高齢者が増えているのでこんな騒ぎは今後も増えるだろう。警察や消防は大変だが事故かどうかの見極めは必要だ。面倒がらずに対応してもらえるようお願いしたい。
韓国軍の解析によれば、昨日北朝鮮が発射したミサイルは多連装ロケット砲(ランチャー)(注1)用のロケット弾であろうとのこと。
多連装ロケット砲は第二次大戦から使われているが、私は射程が50~60kmであろうと思っていたので、ロケット弾が250kmも飛んだと聞いて驚いた。そこで調べてみると世界には射程が300kmを超える物もあるらしい。
今回の発射は通常の発射訓練という見方もあるが、先日の北朝鮮側の報道から新型固体燃料の実験と見ることもできる。実験準備に手間取って記念日に間に合わなかったと言うわけだ。
いずれにしても北朝鮮は、米国のミニットマンのような発射命令から数分以内で発射可能な固体燃料ICBMの開発に全力をあげるだろう。そしてそれ用の固体燃料の開発は、あらゆるロケット兵器の固体燃料の性能向上に役立つだろうし、それを装って開発を行うこともできる。
注1;多数のロケット発射筒を並べて束にし、一度に数十発を発射できるようした物。無誘導なので弾着精度はあまり良くないが、逆にそれを利用して軍施設や移動中の隊列などを面で攻撃するのには向いている。
但し、最近は誘導装置を持つ物もあるそうだ。誘導付ライフル弾も開発されていると言うからあり得る話だ。日本自慢の「みちびき」を利用すれば、射程200km以上で誤差数cmのピンポイント攻撃も可能になる可能性もある。
北朝鮮のSLBM(潜水艦発射弾道弾)の名は北斗星を意味する朝鮮語らしい。だとするとこれは米国最初のSLBM「ポラリス」の名をぱくったのだろう。
ただしこれは我々のSLBMは「ポラリス」と同等の性能と威力を持つという北朝鮮の意思表示で、そのための故意のぱくりかもしれない。
ポラリスはその後「ポセイドン」(ギリシャ神話の海神)で置き換えられ、さらに「トライデント」(ポセイドンの三つ叉の矛)に更新されて今に至っている。北朝鮮の北極星は今後「海神」に名前を変えるのだろうか?
そうそう、米国の陸上発射型のICBMは短時間で発射可能な「ミニットマン」(1分男、現在は3型)が使われている。これは3段式固体燃料ロケットで、核ミサイルの直撃にも耐える地下サイロから発射される。今回説明パネルで登場した北朝鮮の「火星」は、おそらくこれをまねたものになるのだろう。
トランプ氏が北朝鮮が私に敬意を表して譲歩したと言わんばかりの発言をしたが、これに対し北朝鮮の新たな回答があった。
それは、トランプ氏は何か勘違いをしているようだが、譲歩したわけでは無く新型のミサイル開発をどんどん進めていますよと言うものだ。まあ、先日のトランプ氏の発言もこれまで北朝鮮が国内向けに行ってきた「指導者(将軍様)に対する尊敬の念から外国が食料を献納してきた」発言と同工異曲のばかげたものではあるが。
毎日いくつか送りつけられる偽メールの一つがモデルチェンジした。
これまで有名眼鏡ブランドの安売りを装ってきたが成果が上がらないためか、詐欺メールの警告を装う内容にモデルチェンジした。もっとも未練があるのかその下に今までのメールを広告と称して残しているのには笑わされる。
この偽メールは、送信者名がamazonや楽天その他のネット通販業者やLINEやFacebook、Tweeterその他のSNSプロバイダ、さらにはAmeba等のブログサービスプロバイダなどになっており、それだけでも偽メールと分かるのだが、面白がってリンクをクリックしたりしないように。たぶんランサムウエア等のマルウエアが送り込まれる仕掛けになっているはずだ。
なお、リンク先の真のアドレスはbitlyのアドレス変換機能で隠されているようだ。
また、メールの送信元は全て中国のサーバーだ。
数日前の外国メディアのサイトに、米国の有力な美容雑誌が「今後アンチエイジングと言う言葉は使わない」と宣言したと言う記事があった。記事によると「若見せよりも年齢にふさわしい美しさを大切にすべきだ」という主張らしい。
有力美容雑誌出版社によるこのような主張は、若見せに狂奔するのは見苦しいと感じている人々の共感を呼ぶだろうが、アンチエイジングに利益の多くを依存している美容業界からは強い反発を買うだろう。この雑誌社の今回の方針変更がどのような広がりを見せるのかどうか興味が持たれる。
それはともかく、近年は年齢に応じた威厳有る美しさを備えた女性は王族たちの一部に限られるようだ。私から見ても、小娘と比較して買った負けたと騒ぐ女性は軽薄でくだらなく見える。
私はそのような女性を「白雪姫の女王症候群(The queen of snow-white syndrome)」と呼んでいるのだが、さてあなたは?
トランプ氏の政権の空洞化が確実に進んでいる。選挙時に支援した保守強硬派の取り巻きを次々と解任せざるを得なくなり、その代わりに穏健な実務家の勢力が拡大しているからだ。
今後もトランプ氏が大統領にふさわしくない発言を続けるようであれば、この状況はさらに進み、日本式に言えば「神棚に上げられた」状態になる可能性がある。つまり形ばかりの大統領にして、一切の権限を取り上げると言うことだ。
現在でもすでにトランプ氏はツイッター以外での自由な発言を封じられており、それ故にツイッターでの発言に執着し、その内容の不適切さが増している様に見える。
これでは北朝鮮がしばらく様子見を決め込むのも、関係各国が大統領より内閣の実務家のみを相手にし始めるのも当然だ。すでにトランプ氏は政権内での孤立化が進み、支持者が考えた強い大統領では無く、米国史上最弱の大統領になっていると言っても良さそうだ。
ただ、一つ心配されることはトランプ氏が権力を取り戻そうと保守過激派に暴動を呼びかけることだ。選挙中も自分が落選すれば暴動が起きると発言した彼のことだ。自身の政権内での孤立化をクーデターと呼び、アンチクーデターを呼びかけることは十分にあり得る。
だがそれは米国の国政的政治城の地位を決定的に失墜させ、米国を超大国からただの大国に転落させることになるだろう。それが中露を喜ばせることは言うまでも無い。
オリンピックが全世界的に支持を失い始めているように見える。
2024年度以降は立候補する都市が無く、IOCがロスアンゼルスに資金提供を条件に頼み込んで2026年度の開催を引き受けてもらった。しかしその後は全く目途が無いのが現状だ。
さらに目先のことを言えば、平昌も韓国内政治問題が原因で盛り上がりに欠け、準備委員会は盛り上げに頭を痛めているという。また、東京も卸売市場移転先送り騒動でしらけムードが漂っている上、工事全般の遅れが拡大していると言う。
大規模施設建設による費用増大を嫌い、都市首長が誘致しようとしても市民が反対して立候補できない事態が増加しているが、このような動きは今後ますます増えるだろう。そしてそれは、オリンピックの規模を縮小し開催都市が負担する費用を減らす以外解消できないだろう。
しかしそれには、オリンピックから経済的利益を得ているスポーツ貴族たちが激しく抵抗するだろう。それは最悪、オリンピック委員会の内部対立によってオリンピックが開催できなくなる可能性も含んでいる。
補足;
工事遅れは少子化と肉体労働が嫌われての人手不足が原因になっており、外国人労働者の大量導入でもしない限り遅れを解消するのが困難そうだ。また、外国人労働力を使わずに工事を加速するためには賃金の大幅増加が不可欠だろうが、それは労働力争奪により日本の賃金全般の上昇を招くだろう。
北朝鮮が送っているメッセージ。
対日;「相手にするのも馬鹿馬鹿しい無能な米国の犬。何の影響力も無いので無視する。」
対韓;「相手にするに値しない。米国の犬同士、日本との口喧嘩で国内の人気取りをしているのがお似合い。」
対米;「失策続きで自滅の可能性あり。永く保つのかどうか様子を見るのが得策。」
北朝鮮指導部は、権力争いで鍛えられて権謀術数に長け、外交面でも海千山千だ。トランプ氏は、自分が賢いと言ったのとは別の意味で北朝鮮が賢いことを理解できているのだろうか?
トランプ氏が差別主義者やファシストを擁護する発言を改めて行ったことで、政権の中枢をになう人々もトランプ氏を見限る動きを見せ始めている。今後は有能な人が皆去り、忠実ではあるが無能な者たちだけが残ることになるかもしれない。
以前にも書いたことだが、企業内では絶対君主でいられるオーナーと、憲法に基づく議会制民主主義国の首長の立場の違いをトランプ氏は全く分かっていない。企業オーナーは、規定の金さえ払えば気に入らぬ従業員を自由に馘首できるが、国家の主張は気に入らぬ国民を国籍を取り上げて国外追放にすることはできない。それがトランプ氏のいらだちをさらにかき立てているだろう。
こうしたことの積み重ねでトランプ氏の政権は、国民からも官僚からも支持を失い崩壊に近づいている。北朝鮮が、いつまで持つか様子を見ようと言うのも当然だ。もっともトランプ氏は、北朝鮮が自分に譲って自制したとしか見ないだろうが。
急速に崩壊に近づき何もできないトランプ政権。それを利用して中国とロシアが勢力拡大を図っているが、たぶんそれはトランプ氏の目には入っていないだろう。
人種差別主義者やナチスなどの右翼と差別反対運動家との衝突で、自分の支持勢力である右翼を擁護する発言を小なったトランプ氏。広範な国民から非難を浴びて急遽右翼に対する非難を追加したが、今度は右翼からの講義を受けてけんか両成敗的な発言をして事実上これを取り消した。
その発言に対し今度も前回を上回る厳しい非難が浴びせられているが、さてトランプ氏はどうするだろうか。安部氏なら非難を無視するところだが・・・・。
このようなトランプ氏の状況を見て、北朝鮮はしばらく様子見を決め込むことにしたようだ。おそらく長続きしそうも無いから次の政権の予測とそれに他する対応を考えようというところなのだろう。
今年に入ってからの米朝口喧嘩は、トランプ氏の不手際続きで北朝鮮が優勢だ。
I wonder if North Korea toys with Mr.Trump? Because, I feel that North Korea enjoys Mr.Turmp's passionate and thoughtless speaches.
It is a dangerouse game,although China and Russia stand behind him. ButMr.President Trunp,It looks like North Krea toys with you, and enjoy your thoughtless speakings.
私には最近のトランプ氏が道化師に見えて仕方が無い。
いかにも道化師のかつらじみたヘアスタイルも影響しているのだが、彼の行動が道化師の演技の類型の一つにぴったりと当てはまるからだ。
道化師の演技の類型とは、まず家族、親子、恋人たちの和やかでほほえましい情景を演じて暖かい笑いを誘うもの、ついで人生で起きる悲しい出来事やつらい出来事とそれを乗り越えようとする様子などをややコミカルに演じて同情と共感の笑いを誘うもの、最後は争いごとを大げさにグロテスクに誇張して演じてその愚かさを笑わせるものだ。
トランプ氏の行動はこの最後の類型を演じる道化師にそっくりなのだ。
そしてトランプ氏が居丈高になればなるほど、北朝鮮は面白がってやり返しているように見える。理由は、トランプ氏がいかにいきり立っても、米国から開戦することはまずあり得ないからだ。
なぜならば、米国が北朝鮮を先制攻撃すればそれは必ず中国とロシアの介入を招くからだ。北朝鮮と中露はいまだに同盟関係にあり、北朝鮮が先制攻撃されれば救援せざるを得ない。そして中露の介入は米国と中露の軍事衝突に発展するので、米国の安全保障関係者と議会が先制攻撃には強硬に反対するだろう。
また、中露が介入する時間的余裕無しに北朝鮮の占領を終えようとすれば、それには大規模な電撃作戦が必要だ。しかし米国の極東軍にはそれだけの装備が無いし、他地区から終結させるには何ヶ月もかかる。そんな行動は偵察衛星が発達した現在では隠し通せないので、当然中露もそれに対応する行動をとるだろう。
結局、米国は第3次世界大戦に突入する覚悟無しには北朝鮮を先制攻撃することはできないし、米国民はそれを認めないだろうと北朝鮮は読んでいるはずだ。また第3次世界大戦を避けるために、北朝鮮に対する先制攻撃を中露に容認してもらおうとしてもそれが通るはずも無い。
それ故、トランプ氏がいかに居丈高になろうと、北朝鮮にはそれを面白がる余裕がある。だからさらに挑発を繰り返し、トランプ氏を無条件話し合いに追い詰めようとしているのだ。
トランプ氏と北朝鮮との政治的小競り合いは、どうもトランプ氏の方が分が悪いように見える。原因はトランプ氏の政治手法で、何かにつけてSNSで強硬な発言をして相手を萎縮させようとするが、これが北朝鮮には全く通用していない。
トランプ氏の大げさな強硬発言は、同じレベルの言葉を繰り返すことができずに、回を繰り返すごとにより大げさかつ強硬にしなければならない。でなければ弱気になって後退したと見られるからで、これが感情的な強硬発言の欠点だ。
これに対し、北朝鮮は今のところトランプ氏を刺激する材料には事欠かない。言ってみればボクシングの試合序盤のジャブのようなもので、相手の出方や調子を探り弱点を見つけるための行動だ。そして、そのためにモハメド・アリが相手選手を挑発したように、トランプ氏の強硬な発言をからかうような発言や行動を見せている。
これに対して、トランプ氏は初めに「言うことを聞かなければ戦争だ」に近いことを言ってしまったため行動や発言に選択の余地が少ない。その結果、少しずつ降参を意味する無条件の話し合いに応じるか、戦争をすると言って議会に拒否されて失墜するかに追い詰められているように感じる。北朝鮮の行動はそれを見越してのものだろう。
一方戦争以外の手段はと言えば、経済制裁も中露に外交案件を質にとられて根本的なところは尻抜けになっている。はたしてトランプ氏がコーナーから脱出することはできるのだろうか?
これまでの大統領は、何かについて発言する際には補佐官や担当省庁の幹部と十分な協議を行い、練り上げた言葉で行っていた。しかしトランプ氏は自分だけの判断で、よく考えずにSNSで発言する。
これは私が以前から行ってきたように危険なことだ。SNSと言えども公共の場での発言であり公式の発言と受け取られる。日本でもSNSでの何気ない発言のつもりが、重大な事態に発展して政治生命を絶たれた者が何人もいる様に、誰の事前チェックを受けない発言は危険だ。
以前から私が主張しているように、好適肩書きを持つ人間がSNSを利用する場合は自分一人で発言せず、専門担当者に内容を指示して書かせるか、あるいは内容をチェックする担当者を置くべきだ。
トランプ氏は以前からSNSを用いてきたが、そこで短慮に見える発言を繰り返してきたことで、北朝鮮に「言葉だけの男」となめられてしまったように感じる。売り言葉に買い言葉のようなやりとりは、感情的な発言に追い詰められているトランプ氏より北朝鮮の方が優位に見えるからだ。
オスプレイが特別に危険な航空機だとは私は思わない。しかしオスプレイを巡る日米関係は特別に危険だと思う。
何が危険かと言うと、日本側は米軍側に一言言えばそれで終わりで、米軍側は日本側に一言言わせておけばそれで終わりと言う関係が確立されている点だ。つまり今の「日米同盟」では日本が何を言っても米軍は耳を貸す必要が無いと言うことで暗黙の了解ができている。言い換えると安部氏は米国とそれで密約を結んでいると言うことだ。
安倍政権になって、日米安保条約における日本の発言権は大きく低下している。それが真実のようだ。
追記(2017/08/09);
外国通信社の報道によれば、墜落原因は着艦時に艦体に接触して海に落ちたという。どのように着艦しようとしたのかまでは報道されていないが、機体の故障によるものではなさそうだ。
最近一部のメディアが囃している「ナントカ・ファースト」は私には不快だ。
理由は「ミー・ファースト」の自己中(自己中心主義)を感じるからだ。小池氏たちはトランプ氏の「アメリカ・ファースト」に共感し、「カッコイイ!」と思ったのだろうが、トランプ氏のそれは自己中心主義の典型だ。
補足;「ナントカ・ファースト」の嚆矢は、私の知る限りデュポン社の「セイフティ・ファースト」だ。これは事故が続発して人的にも経営的にも痛手を受けた同社が改善策を模索するうち、安全軽視が根本原因である事を見いだし、安全に資金や手間暇をかける事は最重優先であるべきだと言うことを全社員に示す貯めに作り出した標語だ。
これは今では世界に広まり、日本でも「安全第一」という標語となってほとんどの事業所に掲げられている。
しかし同じ「ファースト」あるいは「第一」であっても、内に込められた精神は対極にある様に思う。
20世紀末にはあまり聞かなくなっていた中規模河川の氾濫が急増しているような気がする。以前はゲリラ豪雨による都市河川の反乱が問題になり、地下排水路の建設などの対策が行われてきた。しかし最近は那珂川の大氾濫など、中規模以上の河川の氾濫が増えてきた様に思えるのだ。
そうだとすると、この原因がどこにあるのかはよく検討する必要がある。20世紀に行われた治水工事の老化なのか、あるいは降水の様相が変化したため工事が行われた当時の治水モデルが会わなくなった、または河川周辺の水田が減って緩衝効果が減ったのかなど、幾通りもの検討を行う必要があるだろう。
全国紙の内、産経新聞のみ改造後の内閣支持率調査結果を報じていないようだ。
安部氏のご用新聞を持って任ずる産経新聞社としては、調査結果があまりに悪いので安部氏の気持ちを「忖度」して「報道しない自由」を行使することにしたのだろう。
これには櫻井よしこ氏も大賛成だろう。何しろ「メディアは政府が真実だと言うことのみを報道すべきだ」と主張する人だから。
安倍政権は相も変わらず、数々の疑惑に関する国会での質疑に関係者を出席させない方針を貫いている。しかし鬱号な質問を受けるのがいやだから出席しないというのは、裁判における非抗弁(相手の主張に反論せず、相手の主張を受け入れること)による有罪の自認と同じだ。
つまり国会審議を拒否することで、事実上疑惑が真実であると認めているのだ。
「トランプ氏が朝鮮半島で戦争になってもかまわない。無辜の人間が何千人死のうとアメリカ人ではないからかまわない。」と言ったとBS1のワールドニュース(たぶんCNN)で報じていた。話のニュアンスから、「向こうの人間」とは北朝鮮軍に限らず周辺地域の極東人も含むようだ。ヒトラーも言わなかったようなことを平然というこの男の理性を疑う。
とはいうものの、安部首相を代表とする日本の戦争愛好者たちも同じようなことを言っている。遠くへ出かけていって戦争をするのだから、死ぬのは現地の住民だけで日本人は被害を受けないからよいでは無いかと。
実際日清戦争から日支事変までの戦争は、大部分の日本人には遠い国の出来事で、兵隊たちが出かけていっては勝った勝ったまた勝ったと祝賀会をやっていればよかった。多少の兵士が死んでもそれは農村の余剰人口にすぎず、深刻に考える必要の無いことだったし、戦地の住民が幾ら死のうと日本人には関係の無いことだった。
そして太平洋戦争はその考えのままで始まり、本土の日本人には何の被害も及ぶはずのないものだった。しかしその日本人に被害が及ぶはずの無い戦争で、結局は非戦闘員を含む百万人単位の日本人が死んだ事を忘れてはいけない。欧米に対するアラブ人のテロ(むしろサボタージュだが)は、欧米人が自分たちが死なないからと、気楽に中東で戦争を煽る欧米人に対する抗議と報復の意味もあるのだ。
何人であろうとむやみに殺してはいけない。敵国人にも悲しみ苦しむ家族があり、日本人と同じ人権があるのだから。
トランプ政権の幹部が北朝鮮との対話を口にし始めた。これはトランプ氏が対北朝鮮融和路線に追い詰められていることを示している。
格好良く(トランプ氏はそう思っていたに違いない)軍事力行使の脅しをかけたものの、中国とロシアにそっぽを向かれ、米国は完全な手詰まりになっている。実際に北朝鮮に侵攻すれば中国が黙っていない。それは中国との戦争を意味するが、今の米国にはそれを実行できrだけの通常戦力は無い。トランプ氏にもやっとそれが分かり始めたのだろう。
ここに至って、トランプ氏の言動によって追い詰められているのは北朝鮮では無く、自分自身である事が彼の鈍い頭にも浸透してきた。そこでやむなく融和路線をちらつかせ始めたと言うことだ。そして米国が対話を口にし始めれば、中露は無条件の対話を要求するだろう。それはオバマ前大統領が築いてきたものを放棄して、北朝鮮に大幅な譲歩をすることを意味する。これはトランプ氏の完全な敗北だ。
今日(2017/08/01)夕方6時頃、今年初めてヒグラシの声を聞いた。
例年は盆を過ぎてからなので、今年は半月も早いことになる。
トランプ氏が僅か10日前に就任させた広報担当官を解任した。「した」と言うより「せざるを得なかった」という方が良いかもしれない。トランプ政権の高官たちは権力争いのためか寵愛争いのためかは分からないが、公然と互いにけなしたり非難したりし合うする事が目立つ。これは従来の政権では見られなかったことで、トランプ政権に特有のことのだ。ただその中でも、今回のスカラムーチ広報部長はトランプ氏にとってすらひどすぎたのかもしれない。
私は、トランプ政権はカードの城のようにもろく、派手に崩壊する可能性があるとみていたのだが現実はそれを遙かに上回るひどさで、カードの城が全く組み上がってこない。どうやら崩壊以前に立ち上がらないままに終わるようだ。
それにしてもトランプ氏には優秀な番頭がいないようだ。副大統領の関わるのを嫌って距離を置いているようだし、どう見ても必要な番頭が見当たらない。この政権を存続させ続けるには絶対不可欠に見える舵取り役を、いったい誰がするのだろうか?
夫人も副大統領も距離を置き、娘夫婦は大統領の地位を利用した金儲けに熱心なようだ。この惨状を見せられては、さすがにトランプ氏に投票した有権者の多くが悔やみ始めているだろう。もっとも、「大統領の出来など関係ない。我が家は先祖代々共和党支持だから、あくまで彼を支持する。」という有権者が多数いるのも米国の政治なのだが・・・・。
2024年のオリンピック開催に名乗りを上げていた2市のうち、パリが2024年の、ロスアンゼルスが2028年にそれぞれ開催することで話が付いたと国際オリンピック委員会が発表したそうだ。これは年々開催に名乗りを上げる都市が減少し、2024年には2市が名乗りを上げたものの、それ以降は招致計画を発表する都市が皆無になった事が大きな理由となっている。
背景には国際オリンピック委員会と競技団体が収益を増やそうと大会を肥大させてきたことがある。そのために競技種目を増やし、各競技用に巨大な競技場の建設を要求してきた。このため開催に必要な経費が巨額になり、首長が名乗りを上げようとしても市民の反対であきらめざるを得ない例が増えている。
今回は、国際オリンピック委員会がロスアンゼルスに約2,000億円の資金を提供することで折り合いが付いたが、その先の開催地は全く目途が付いていない。これまでの、大会の規模を拡大してオリンピック委員会と競技団体が儲けを増やすと言う図式が、開催費用が巨額になったため崩壊してしまっているのだ。
このままでは2028年が最後のオリンピックになりかねない。今後はオリンピック委員会が資金を提供して、都市に開催をお願いする時代になるかもしれない。オリンピック委員会や競技団体のスポーツ貴族が、儲け主義から脱却しない限りオリンピックの将来は暗い。
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