爆竹でパニック騒ぎ
いずれ起きるだろうと思っていた事故が起きてしまった。
報道によれば、トリノ中心部の広場でサッカーの試合のパブリックビューイングに集まっていたユベントスのサポーターたちが、爆竹の音に驚いてパニックとなり走り出し、将棋倒しの下敷きになるなどして1,400人以上が負傷したとの事だ。
昨今のテロ事件のために敏感になっているので、いたずら者が爆竹を鳴らせばパニックになる下地が十分にできている。場合によっては紙袋をつぶす破裂音でも十分だろう。日本のように銃の入手も困難で大半の人が銃声を聞いたことが無い国と違い、銃の入手が容易な欧米では乱射事件が多い。そのような状況ではちょっとした破裂音でもパニックが起き、群衆の暴走が起きる。そうなれば転倒する者もでるしそれに躓いて将棋倒しも起きる。
要は走らなければ良いのだが、報道の映像を見ると「走れ!」と叫ぶ者が多いようだ。走ればパニックも拡大して死傷者も増加する。走るのが良いのか、走らずにゆっくりと退避すべきなのか、専門家による研究が必要なようだ。
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