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May 2017

May 30, 2017

茹で蛙

最近の若者の行動を見ていると、自己中なだけで無く、すっかり茹でガエルになっているような気がして仕方が無い。

人口減に伴う様々な問題で、彼らを取り巻く状況が少しずつ悪くなっているのに、ぬるま湯に浸って安楽な気分でいる。そんな気がして仕方が無い。

May 28, 2017

熊遭遇事案増加の理由

今年もまた熊と遭遇して被害を受けたというニュースが続いている。

近年の熊遭遇事案の増加には人間側の原因が幾つもあるような気がするが、その一つは林道の整備だろう。かつてはプロしか入らなかった奥山にまで林道が整備され、里や町の素人が簡単に車で入って行くようになったことだ。彼らは熊の活動を示す痕跡に疎いので、熊が食料をあさっている場所に入ってしまう。自分の食料を奪われると知った熊は、当然人を追い払おうとするだろう。そこで熊に攻撃され被害を受けることになる。一方プロの採集人であれば、熊がエサをあさっている場所である事にすぐ気づき、その場を離れるので熊に攻撃されることは無いだろう。これが山で熊に遭遇して被害を受ける原因と考える。

他方、里への出没についても人間側の原因があると考える。その一は犬の放し飼いの禁止だ。かつては放し飼いにされた犬が人家や里の周辺をパトロールして、熊のほか鹿や猪を追い払っていたと考えられる。また、パトロール中に犬がするマーキングの臭気も野獣を追い払う役に立っていただろう。しかし犬の放し飼いが禁止されている今は、人家や里の周辺で犬が活動できないため、野獣が人家の周辺に接近しやすくなっているはずだ。これもまた遭遇事案増加の原因だろう。

このほかにもあるかもしれないが、私は遭遇事案の増加の主因は人間側にあると考えている。

体脂肪率計は当てにならない

我が家には二つの体脂肪率計がある。しかしこの二つの測定値が2倍も異なるのだ。

一つはタニタの体重計式のヘルスメーター(BC-314)で、もう一つはオムロンの手持ち式体脂肪計(HBF-306)だ。測ってみると、タニタのヘルスメーターでは12~14%と表示されて、腰痛とそれに起因する神経痛に悩むメタボでロコモの高齢者の数値としては明らかに低すぎる。一方オムロンの手持ち式では30~32%となり、これはコレステロールと中性脂肪の数値が正常あるいはわずかに正常範囲を超えるという血液検査の結果などから見て明らかに高すぎる。測定部位が下半身と上半身の違いがあるとはいえ、これだけの差が出るとどちらの数字も信頼しがたいと言わざるをえない。

と言うわけで、1種類の簡易な測定法での体脂肪率は信用しない方が良さそうだ。もっとも、体脂肪率を正確に測定するには大がかりな装置が必要で簡単では無いそうで、誰でもがいつでも測ってもらえるものではなさそうだ。結局は体脂肪率で一喜一憂せずに、加工食品に頼らずに幅広く様々なものを食べる、健康的な食事をせよと言うことだろう。

もちろん健康管理の基本である体重の増減に気をつけるのは当然だ。体重が急変したり同じ傾向が長く続く時は、何か深刻な病気が隠れている可能性があるからだ。また、ダイエットだと言って一ヶ月に何キロも減少させるのも病気の元になるので、医師の指示による場合以外はしない方が良い。深夜のラーメンを止めるだけで、月1キロぐらいは減らせるだろう。

追記(2017/06/25);
オムロンの体脂肪計の数値は、その後持ち方が上達したのかやや減少して28~30%になっている。手のひらで電極をどのくらいカバーできているかで数値がかなり変動するので、この体脂肪計では注意が必要だ。

May 25, 2017

三猿

三猿と言えば子供を健全に育てるために、「悪いことを見せざる」「悪い事を聞かせざる」「悪い事を言わせざる」の三「ざる」だ。ただし西欧人は「三猿」を「見て見ぬふり」「聞かぬふり」「誰にも言わない」と言う日本人のずるい処世術だと言うのだが。

それはともかく、いま政治家や官僚たちの中には「三猿」が大増殖しているようだ。自分たちに都合が悪いことは「見せざる」「聞かせざる」「言わせざる」というわけだ。国会などで質問されないよう、参考人招致や証人喚問を防ぐためにあらゆる手段を使う。参考人になりそうな人物をおとしめるような報道をさせたりもする。

国民に真実を知らせないことに狂奔する「三猿」たちをどうにかする良い方法はないものだろうか。

美しくない日本語

テレビでもネットでも「美しくない日本が」氾濫してうんざりする。

人気タレントたちの不作法ないわゆる「タメ口」。知ったかぶりの「専門家」や「政治家」たちの「カタカナ語」。どれもが「美しかった日本語」を劣化させている。

安部氏が「美しい日本」を標榜するならば、「タメ口」や「カタカナ語」を減らして「美しい日本語」を取り戻すための審議会を文部科学省に設置すべきだ。安部氏が尊敬しているはずの明治・大正の先駆者たちは、西欧後を美しい日本語で表すために知恵を絞っていたのだから、「カタカナ語」を減らす事は十分に可能なはずだ。もっとも安部氏本人が格好をつけた「カタカナ語」や「タメ口」を改めるところから始めるべきだが。

May 21, 2017

必須栄養素

テレビでも新聞でも、またネットでも必須栄養素を補うと称する健康サプリメントの広告があふれている。

「必須栄養素」が必須であるのは「体内で合成できない」からだが、ただ、「必須アミノ酸」にしろ「必須脂肪酸」にしろそれが「体内で合成できない」理由は簡単だ。それは長い進化の過程で、食物から十分な量を容易に摂取できる栄養素はわざわざ体内で合成することを止め、食物から十分な量を摂取できない栄養素を体内で合成することで栄養分確保の効率を高めてきたからだ。

従って、一般的な食物を偏らずにもれなく食べていれば「必須栄養素」が不足することは無い。ただ、現代では簡単に手に入る加工食品に偏った食事をとっている傾向が強まっている。これが一部の「必須栄養素」が不足する原因となる可能性はある。

それを防止するには、古来食べられている食品を含め、可能な限り多種の食品を摂取することだろう。

May 17, 2017

危険なメール

このところ国内外の面識の無い差出人から届く添付ファイル付きのメールが増加している。タイトルは「追加注文書」だったり「日報」だったり「送り状」だったりといろいろだ。文面が英文のことも多い。

こんなものは開けてみる必要が無いので、直ちに迷惑メール転送先に転送して削除だ。

この手のメールは以前から時折あったが、先日からのランサムウエア騒動後は急増している。乗っ取られたパソコンを使って、古くから流通している詐欺業者のアドレスリストを利用して送信しているのかもしれない。あるいは本物のランサムウエアでは無く、ランサムウエアらしく見せかけて嫌がらせにばらまいているのかもしれない。

どちらであるにしても、リスクをとって自分で確かめるつもりは無い。そんなことは専門機関に任せておけば良いからだ。

弾劾の足音

トランプ氏がまたヘマをやらかして非難を浴びている。法律上機密情報をどう扱おうと大統領の権限内だそうだが、仇敵のロシアに西側同盟国から提供された情報を無断で提供したことが適切かどうかが問われているのだ。

これに限らず、不適切な発言や他国に対する一貫しない態度、そして慣例に反する親族の優遇や登用がトランプ氏の大統領としての資質や適正に関する疑問を拡大し続けている。企業のオーナー経営者は絶対君主のようなものだから、何をやっても俺が正義だで押し通すこともできる。しかし国民に対して責任を負う大統領はそうはいかない。

トランプ氏はその違いが分かっていないようだが、それを改めない限り大統領弾劾の足音が忍び寄ってくるだろう。史上最短で弾劾された大統領になる可能性も否定できないのだ。

May 16, 2017

カーペンターズ

BS3の「アナザストーリー」でカーペンターズに関する放送を行っていた。

カレンの死後久しいにもかかわらず、彼らの音楽は今でも頻繁に聞こえてくる。彼らの歌が今でも世界の多くの人々に愛されているからだろうが、それにはカレンの歌声の美しさが大きな力となっているのだろう。特に日本では、明るい中にもやや哀愁を帯びたカレンの声に引きつけられる者が多いのだろうと思う。

私がカーペンターズを初めて聞いたのは、ペギー・フレミングが米国コロラド州のスキーリゾートのアスペンを紹介する番組の中だった。番組中で夜の楽しみとしてホテル内のクラブを取り上げていたが、そこで演奏していたのがカーペンターズだった。まだ無名のころだったのだろうが、番組中ではグループ名などには全く触れられなかったが、美しい歌声で歌う女の子がドラムをたたく変わったグループとして印象に残っていた。そして彼らの名が「カーペンターズ」であると知ったのは、彼らのヒット曲が日本で流されるようになってからだった。

「カーペンターズ」のCDは今でも時折聞くが、なぜか胸を締め付けられるような悲しみを感じる。カレンの不幸な死を思い出すからかもしれないが、やはりカレンの声に哀愁を感じるのだろう。

May 14, 2017

トランプの米国には脅しが利く

本日(2017/05/14)北朝鮮がまた弾道ミサイルを発射した。今回は到達高度からICBMと思われる。

トランプ政権が発足して以来北朝鮮はミサイル発射実験を繰り返している。これは強硬な発言をするにもかかわらず、トランプ氏は小心で脅しが利くと北朝鮮が判断した結果である可能性がある。すでに軍事的には手詰まりになっている米国に対して脅しをかけることで、トランプの米国を譲歩させ交渉のテーブルに引き出そうというわけだ。

May 13, 2017

三菱東京UFJ銀行を装う詐欺メール

三菱東京UFJ銀行を装う偽メールの新顔が届いたので、早速迷惑メール転送センターに送っておいた。ヘッダーを調べると送信元は例によって中国のHI-NET。ここは詐欺グループご愛用のサービス業者だ。

ID変更手続きをするよう求められているサイトも、実アドレスは「http://www.cr-mufg-jp.loan/selected/id」で三菱東京UFJのものとは明らかに異なるのでだまされないように。

May 11, 2017

使用前と使用後

BS放送を点けっぱなしにしているといつの間にかショッピング番組になっていることが多い。その中では様々なものが宣伝されているが、美肌用化粧品が目立つ。

目立つ理由は、当該商品の使用前後の写真があからさまに見え透いているからだ。使用前はフォーカスがシャープで細部描写に優れたレンズを用いて、露出をやや不足気味にすることでしわやシミ等が目立つよう撮影したものを用い、使用後はソフトフォーカスレンズやフィルターを用いて、露出をやや過剰にすることでしわやシミが目立たないようにしている。

これがあからさまなのでいつも笑ってしまう。

大規模復興案は街を寂れさせる

昨年大火に見舞われた糸魚川市が復興案をまとめたそうだ。

それによると基本は大規模再開発で、格好良い案にまとめられているようだ。いかにも自治体の担当者や政治家が好みそうなものだがこれには問題がある。

というのは、復興であれ再開発であれ、規模が大きくなると関係する権利者が増え、その利害を調整して合意を取り付けるのに時間がかかるからだ。関係する権利者の2次関数に比例すると言っても良い。神戸長田の復興再開発でも、権利者の合意をとりまとめるのに10年以上かかっている。

そこで発生する問題は、これ今と目に時間がかかっている内にその地域が寂れてしまうと言うことだ。そしてそれは復興再開発事業が完了しても取り戻せない。

だから復興再開発事業は小規模の方が良い。事業完了までの所要期間こそが最大の問題だからだ。

May 10, 2017

北朝鮮の深謀遠慮

将来に備えて愚かな学者を好条件で招聘しておき、必要になれば人質にする。

これは北朝鮮の深謀遠慮だろう。ジャーナリストと学者は、自分はもめ事の局外者で安全だと、とかく考えるものだからこのようなエサには簡単に引っかかる。

将来の人質要員として北朝鮮に招聘されている米国人がどれくらいいるのだろうか。あと一人や二人ではあるまい。

May 06, 2017

沖の島と宗像三社

世界遺産に申請している沖の島と宗像三社に関して、ユネスコの審査機関は沖の島についてだけを認めるようにとの答申をするそうだ。

あまりに大量の指定をしすぎて、今や単なる観光資源のお墨付きに成り下がっている世界遺産だが、世界遺産認定で観光振興をと言う地元のもくろみを見透かしたかのような判断だが、これは観光地としてのお墨付きから脱却したいというユネスコの意図が有るのかもしれない。

いずれにしても、観光客が立ち入れない沖の島だけの指定では価値がない地元自治体は失望し大騒ぎしているそうだ。

夜光虫

鎌倉周辺などの相模湾で夜光虫が大量発生して、波が光る様子が人気を集めていると各紙が報じている。

夜光虫は動物プランクトンで、春から初夏にかけての水温が上がり始める時期に多く発生するが、大量に発生するとしばしば赤潮になる。むかし頻繁に瀬戸内海の夜行フェリーを利用していた時、自分の船やすれ違う船の立てる波が光るのを眺めていた事がある。ただ光が非常に強い場合には、桟橋の街路照明で照らされた部分がケチャップを流したように赤い赤潮になっていた。

今回の相模湾の大発生が赤潮にまでにはならず、夜の美しい風景に留まってくれることを祈る。

なおこの時期、渚の砂をかき回してみるとウミボタルもいるかもしれない。ウミボタルはミジンコの親分のような甲殻類で、小魚を捕るために使うビンズのような仕掛けに、魚の切り身などを入れて沈めておくと簡単に取れる。

May 02, 2017

対北弱腰がちらつくトランプ政権

トランプ政権内部から北朝鮮に対する弱腰がちらつき始めた。

一貫して北朝鮮の核放棄を話し合いの前提として貫き通したオバマ政権とは異なり、トランプ政権は核開発のスローダウンなど一定の条件が満たされれば話し合いに応じると言い始めた。これはオバマ政権に比較すると大幅な譲歩と言える。

トランプ政権のこのような態度が、ブッシュ政権時代に見られたごねて得をするという北朝鮮の方針の復活につながらなければ良いのだがと思う。

災害情報をSNSから収集可能に

災害情報をツイッターその他のSNSから収集して発生情報をリアルタイムで把握する研究が進められるという。これは状況判断が早くできるという点で好ましいように見えるが、重大な問題も潜んでいる。

それは、ツイッターなどを常時監視して情報を集めるという点にある。これは言い換えると、特定のキーワードでリアルタイム検索を行うと言うことで、キーワードを替えればどんな情報でも監視が可能だと言うことになる。そして、別のルートから書き込み者の個人情報を集めて参照できるようにしておけば、いずれは全国民の行動を国家組織が常時監視できるようになると言うことでもある。

ここでもまた、「便利は危険」と言う法則が成り立つ。こうして「1984年」が近づくのだ。

ミー・ファースト

トランプ氏の「アメリカ・ファースト」以来、「ナントカ・ファースト」が流行のようだ。日本でも「ジャパン・ファースト」を言い出す者がでているそうだ。しかしこれらは全て、私には「ミー・ファースト」と感じられる。

かつて「ミーイズム」や「自己中」が蔓延した時代があったが、今は中身が同じで言い方が代わっただけの「ミー・ファースト」が蔓延していると言える。原因は幾つもあるのだろうが、煎じ詰めると自分の思うとおりにならない不満が充満しているところに、トランプ氏が公然とミーイズムを言い出したのでたまっていた不満が一気にあふれ出してきたのだろう。

先進各国で経済格差が拡大している今、それを解消できる力量がある指導者が出ない限り、各国の指導者が自己の権力を拡大する目的で国内の不満を他国に向ける傾向が強まるだろうし、それが昂じれば戦争になるだろう。このままでは、21世紀もまた戦争の世紀になりかねないと心配だ。

May 01, 2017

空母が空母を護衛?

米艦護衛に自衛艦を送り出したが、送り出されたのはヘリ空母だ。防御が弱いヘリ空母を他艦の護衛に送り出すというのはどういう了見なのか首をかしげている。

本来の目的に沿うためには、対潜および対空防御が強い護衛艦であるべきなのだが。見た目が派手なら、何でも良いから送り出せという事なのだろうか。

あらゆる選択肢

突っ張り続ける北朝鮮に対し、トランプ氏は「あらゆる選択肢」がテーブルの上にあると威嚇しようとしている。

しかし「あらゆる選択肢」と言うからには、トランプ氏が北朝鮮に「ごめんなさい」と謝る選択肢も含まれているのだろう。変節ばかりしているトランプ氏なので、トランプ家の経済的利益につながらないと判断した場合に、その可能性も十分にある様な気がする。

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