伊藤有希連勝
ジャンプ女子ワールドカップの蔵王シリーズで伊藤有希が連勝した。今シーズン開幕からめざましい成績を上げてきていたが、今や日本は高梨と伊藤の二枚エースといえそうだ。また、日本チームの他の二人も十位以内の常連になり始めている。今シーズン中にも表彰台に上ることがあるかもしれない。外国選手の追撃も激しいが、日本代表以外の選手の進歩ぶりもも負けてはいない。来シーズン以降も日本チムは期待できそうだ。
高梨は札幌以来調子を落としているが、今日のフライトはだいぶ堅さが減ってシーズン当初に戻りつつあるように見えた。まだどことなく堅さとぎこちなさを感じるが、彼女独特のふわりと空気に乗っているような感じはだいぶ戻ってきたので、次週にはまた優勝できる可能性が高い。
日本人四人娘の活躍で、これからも表彰台に複数の日本人が登ることが幾度もあると期待できそうだし、日本人同士の総合優勝争いも期待したい。チーム内での優勝争いほど、チーム全体の戦力強化に役立つ物はない。それは、レジェンド頼りで内部での競争がない男子チームの惨憺たる成績を見ればよくわかる。
« 高梨沙羅失速 | Main | 米国の金持ちが政府による社会福祉を嫌う理由 »
Comments