飛燕展示会
川崎重工が創立120周年事業の一環としてレストアした飛燕(Ⅱ型改試作17号機)が、神戸ポートターミナルで11月3日まで展示されている。第二次大戦の実機は数が少ない。よい機会なので見に行ってきた。 |
会場の様子。最新の大型オートバイと並べて展示されていた。平日の昼過ぎのためか人が少なくゆっくりと見ることができた。 |
斜め前方からの全景。冷却器とオイルクーラーは取り外されて左横後方に置かれていた。 |
計器板の実物。現在の航空機と比べると計器の数はごく少ない。 |
倒立V型12気筒のエンジン。各気筒に2個ずつの点火プラグがあるのが見える。当時の日本では自動車工業が未発達だった為か、大型液冷エンジンの量産が難しく供給が追いつか無かったため多数の首無し機を生み、空冷エンジンに積み替えた5式戦闘機を製作することになったと言われている。 |
過給器は分解展示されていた。排気タービン駆動が主流の現代の自動車用とは異なり、メカニカル駆動のターボチャージャーだ。 |
取り外されていたラジエター(左の黒い箱状の物)とオイルクーラー(右の金色の小さな箱状の物)。機体下面のラジエターボックスは素抜けになっていた。 |
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