購入したのは「HANEage(ハネアゲ)」と称する商品で、販売元は株式会社デューク、台湾製となっている。一応一般医療機器の許可を得ているようだ。
使ってみると総プラスティック製なので軽い。視野も左右は十分にあり、中央部がややくぼんだ感じになるが周辺部のゆがみは少ない。また、周辺部の着色はないので良質の光学樹脂を使っているようだ。強いて言えば上下の視野がもう少しほしい。現状では文庫本の上下全部を頭を動かさずに読むのが少しつらい。最近の流行に習ってレンズの縦幅を狭めた横長にしているせいだろう。
この商品はレンズを跳ね上げ式にしているので、手元の細かい作業と離れた場所を交互に頻繁に見るような作業の時、いちいち眼鏡を外さなくてよいのが便利で、これは眼鏡の上から眼鏡型ルーペをかける人に向いている。
早速、活字が小さい古い文庫本(今の文庫本より二回りほど活字が小さい)を読むのに使って見たが、少々こつがいるが一応は使い物になるようだ。不満な点は焦点が合う距離が20cm~25cmで私には若干近すぎることと、ツルを折りたたんだ状態で厚みが大きいため持ち歩きには適さないことだ。持ち歩きたい人には、レンズだけの上掛け式のルーペの方が、ツルがない分だけ厚みがないので向いているだろう。 |
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とここまで書いてきたが、眼鏡式ルーペは本質的には老眼鏡で、様々な条件を満足させるためには信頼できる眼鏡店であつらえる方がよいに決まっている。今回は安価な出来合いの物を購入したが、これがある程度使えるようであれば将来は本格的に跳ね上げ式老眼鏡をあつらえようと思っている。特に左右の度が違う人や強い乱視がある人は、それに合わせてあつらえる方がよいだろう。 |
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