サイボーグオリンピック
パラリンピックが話題になっているが、障害者が利用できる補綴装具には細かな制限があるらしい。一時、障害者がオリンピックへ出たいと要求したことがあったが、バネの反発力を生かした装具の性能が生身の足より有利にならないことの証明を求められてそれができず、断念したことがあった。
そこで思いついたことがある。それは補綴装具の性能に一切の制限をかけず、健常者も動力強化した装具をつけて参加できる、いわばサイボーグオリンピックだ。これが何の役に立つのかと言えば、メディア好みの語るも涙の感動物語にはならないが、補綴装具の性能向上を促進するし、健常者の重筋労働を助ける動力強化服(パワードスーツ)の開発と性能向上に役立つだろうと考えるからだ。また、強化服の技術を軍事機密に閉じ込めず、広く開放する役にも立つだろう。
と言うわけで、サイボーグオリンピックの開催を提案したい。もっとも、装具の性能が向上すると現在の競技場では広さが不足する可能性があり、将来は競技場のデザインから見直す必要が出てくるだろうが・・・・。
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