北西太平洋の異常な気圧配置
台風10号の異常な動きの原因は、北西太平洋の気圧配置が異常なことだろう。例年であれば頑張っているはずの太平洋高気圧が無く、本来であれば高圧帯であるはずの場所が低圧帯になっている。
これが今年の今だけの異常であるのか、来年以降も再現されるのかはまだわからない。しかしこの10年言われてきた気象の変化が、また新しい段階に入ったのかもしれない。
気象のようなカオティックな現象は、連続的に変化するのでは無く、急激な変化を繰り返して推移して行くことが知られている。従って、来年は今年の変化がさらに劇的に変化するかもしれない。我々はこれまでに無いような大規模な気象災害も起こりうると覚悟しておくべきなのかもしれない。
追記(2016/08/30 19:22);
台風10号は西へ進む台風としては異例の高速で東北地方を横断中だ。何もかもが前例に反する異例の台風は何を物語っているのか。地球規模の大気循環にモーダルシフトが起きる前兆でなければ良いのだが・・・・。
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