「自動運転」は誇大広告
先日、テスラ社の自動車が「自動運転」中に衝突事故を起こし、ドライバーが死亡した。原因はドライバーが完全に運転から離れていたため、自動運転システムが処理できない緊急事態に対処できなかった事にあると推定されている。また、この点についてテスラ社は、自動運転中でもドライバーはハンドルを握っていつでも事態に対処できるようにしている必要があると述べているそうだ。これが事実とすれば、いわゆる「自動運転システム」は人間に変わって自立的に運転してくれる物ではなく、「運転補助システム」と言うべきものだ。
その観点から言うと「自動運転システム」は誇大広告で、現時点ではかつての「ナビゲーションコントロール」と大差の無い「運転補助システム」と表示すべきだ。
« 南シナ海問題と沖ノ鳥島問題 | Main | 天皇の「反乱」 »
Comments