地球にもう一つの月が
CNNの記事によれば、地球にはもう一つ月があると言う。
CNNジャパンWeb記事;
「地球に寄り添う「準衛星」発見、一緒に太陽を周回 NASA」
2016.06.17 Fri posted at 12:19 JST
記事によれば、これは直径37~91mの小惑星で、地球とともに太陽を周回しているのだという。最接近時には1,400万kmの長楕円軌道で、地球から見ると地球を楕円軌道で周回しているようにも見える。しかしNASAでは、距離が離れすぎているため地球の重力に捉えられている衛星とは呼ばず、動きが衛星のように見える「準衛星(*)」と呼ぶのだそうだ。
これは過去一世紀以上地球の近くにいたと考えられており、今後数世紀以上地球の近くに留まると見られていると言う。
このような「準惑星」は十年ほど前にも発見されたことがあるが、これはその後離れていったそうだ。距離が遠く、地球重力圏に捉えられているわけではないので、他の惑星の重力によって軌道が変化しやすいのだろう。
NASA記事;「Small Asteroid Is Earth's Constant Companion」
June 16, 2016
(*)NASAの記事では「quasi-satellite(擬似衛星)」となっている。
« オリンピックの呪い? | Main | Windows6月度パッチ当て »
Comments