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May 30, 2016

取り残される日本の景気

景気回復基調にある米国は追加利上げのタイミングを計り始めている。それに対して、アベノミクスで回復しているはずの日本は追加緩和を探っている。ヨーロッパも難民救援の負担を除けば、善し悪しが入り交じったモザイク状だ。

そんな中で安倍氏はリーマンショック並の世界同時不況は迫っていると主張する。これに対する各国首脳の反応は、「下振れのリスクはある」といった冷淡なものだった。

つまり各国首脳は世界同時藍不況が迫っているとは考えておらず、世界不況と騒いでいるのは安倍氏のみと言って良い。これが何を意味するのかは明らかだ。アベノミクスが失敗している責任を世界同時不況に添加するためだ。

安倍氏は金融緩和の縮小も増税もできない。その事実に対し、例によって「ボクが悪いんじゃない」と言って責任逃れをしようとしているだけだ。

ごくゆるやかながら、中国の経済成長鈍化(高度成長をいつまでも続けられないのは当たり前だ)への対応を進め、経済活動の調整を行う事でごくゆるやかながら回復基調にある世界経済。その中で取り残される日本。旧態依然たる金融手法しかとれず、それに対処しかねている安倍氏の責任は重い。

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