またも自動車工場が停止
トヨタ子会社の大手ブレーキ部品メーカーでの爆発事故のため、トヨタの組み立て工場の一部が停止させるという。
労安署の操業許可が出るまでどの程度かかるかは分からないが、部品メーカーとしてのシェアが大きいそうなので、今後操業停止に追い込まれる工場が拡大するかもしれない。
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トヨタ子会社の大手ブレーキ部品メーカーでの爆発事故のため、トヨタの組み立て工場の一部が停止させるという。
労安署の操業許可が出るまでどの程度かかるかは分からないが、部品メーカーとしてのシェアが大きいそうなので、今後操業停止に追い込まれる工場が拡大するかもしれない。
幸せや自分らしさを探し求めることが、メディアで称揚されている。実際に探し続けるものも多いようだ。探し続けた果てに見つけることのできるものもいれば、探し続けたものの見つけられずに生涯を終えるものもいるだろう。見つけられなかったものは不運だったのか、努力が足りなかったのか。
その一方で、幸せを探し回らずに目の前にある仕事を地道にこなし続けた末に、今が幸せであると発見するものもいる。こちらは幸せを自分で作り出したともいえるだろう。
幸せを自分で作り出すのを自力本願型と言えば、どこかで誰かが持っていて与えてくれる幸せを探し求めるのを他力本願型と言えるだろう。どちらが良い、あるいは正しいとは言えないが、どちらがその人に向いているかはそれぞれ異なるだろう。
さて、あなたはどちら?
北海道の行方不明児捜索に疑問がある。
両親の話が真実であれば、子供が移動した出発点は分かっている。それならば、そこから警察犬で臭跡追跡を行えば良いのに、ニュースの画像には犬は出てこないし犬を使っているとの話もない。何か犬を使えない理由があるのだろうか?
北海道の山にはヒグマがいるので犬が怯えて使えないのだろうか?警察犬がそんなにヤワだとは思えないのだが。あるいは、両親が嘘を言っているとの疑いをもたれていて、警察が臭跡追跡はできないと判断しているのか?
文科省は「専門技術大学」制度の新設を考えているのだそうだ。これが職業専門学校や海事や警察などの大学校とどう違うかというと、卒業すると学位が貰えるのだそうだ。
専門知識や技能を証明する修了証と学位で何がどう違うのかが疑わしいが、専門学校のなかには大学化を目指すところが多数出てきそうだ。そして、ただでさえ既に劣化している学位証の価値がさらに低下すし、国際的には通用しない学位が増えるだろう。それを発行する大学については言わずもがなだ。
CNNの日本語サイトに携帯電話の電波を浴びたラットの脳腫瘍が増えたと言う記事がある。
CNN記事;「携帯の電磁波浴びたラット、腫瘍できる割合上昇 米研究」
2016.05.30 Mon posted at 12:47 JST
送電線や携帯電話の電磁波の害を訴える人たちが大喜びしそうな見出しだが、内容を読むと恐れる必要が無いことが分かる。
記事によると、米国立環境衛生科学研究所(NIEHS)で携帯電話と同じ電磁波を2年間毎日「高線量」で照射したところ、雄のラットの2~3%に脳腫瘍が発生したが、照射しなかった雄のラットには発生しなかったという。一方雌では1%程度しか発生しなかったそうだ。
これだけ読むと携帯電話の電波は危険と解釈できるが、ここには「高線量」というトリックがある。一般的に高線量というと、放射線では数百倍から数千倍というイメージで通常は遭遇することがないレベルと考えられる。実際にどの程度でどのくらいの時間照射したのかは、まだ原報告書を見つけていないので分からないが、ブルーライト有害論者が根拠としている、至近距離からLEDの光を目に直射して波長にかかわらず障害が出るように仕組んだ条件での実験ではないことを確認したいとは思っている。
しかしながらこのレポートは、携帯電話の電波が脳に当たらないようにするフイルムなどのギミックを販売している業者を喜ばせることにはなりそうだ。
景気回復基調にある米国は追加利上げのタイミングを計り始めている。それに対して、アベノミクスで回復しているはずの日本は追加緩和を探っている。ヨーロッパも難民救援の負担を除けば、善し悪しが入り交じったモザイク状だ。
そんな中で安倍氏はリーマンショック並の世界同時不況は迫っていると主張する。これに対する各国首脳の反応は、「下振れのリスクはある」といった冷淡なものだった。
つまり各国首脳は世界同時藍不況が迫っているとは考えておらず、世界不況と騒いでいるのは安倍氏のみと言って良い。これが何を意味するのかは明らかだ。アベノミクスが失敗している責任を世界同時不況に添加するためだ。
安倍氏は金融緩和の縮小も増税もできない。その事実に対し、例によって「ボクが悪いんじゃない」と言って責任逃れをしようとしているだけだ。
ごくゆるやかながら、中国の経済成長鈍化(高度成長をいつまでも続けられないのは当たり前だ)への対応を進め、経済活動の調整を行う事でごくゆるやかながら回復基調にある世界経済。その中で取り残される日本。旧態依然たる金融手法しかとれず、それに対処しかねている安倍氏の責任は重い。
漠然とした不安を、確実に起こる事実であるかのように煽って儲けることが大流行だ。
昭和の後期には、化学品や放射線に対する恐怖を煽って儲けた者が多数いたが、これは今でも続いている。現在の流行で言えば、美容や健康のためのサプリメントや食品、そして大災害が目前に迫っていると書き立てた書物だ。
阪神淡路大震災の後、南海地震、東南海地震が迫っていると騒ぎ立てることが流行した。これはその後いつまで経っても起きないので一時静まったが、東日本大津波で今すぐ起きるかのように復活したが、5年後経っても起きないので今はまた静まり始めている。
また、大地震の後は火山が大噴火するという俗説から富士山が今すぐにでも大噴火すると騒ぐ人たちがいたが、これも相手にされなくなってきていた。そこに起きた熊本震災が彼らに好材料を与えたようで、九州の火山で巨大噴火が起きると騒ぐ者たちが増殖中だ。巨大噴火の候補は今のところ阿蘇山と薩摩硫黄島が主な様だが、今後久住山や霧島火山群、そして桜島や雲仙を上げる者も出てくるだろう。要は話題にしやすい火山であれば何でも良いのだ。
確かに、大地震の後に火山が一時的に活発化することはあるし、火山の巨大噴火は1万年単位で見れば起こりうるものだから、今すぐに起きないとは言い切れない。しかし、その分野の研究者(主に主流ではない)に金を払って不安を煽る本で儲けようとする出版社は浅ましい。
同じ事は、美容や健康、放射線についても言える。
今年は日本人投手が好投してもなかなか勝てないが、今日はダルビッシュと前田健太とも勝ち投手になった。何はともあれ日本人には嬉しいことだ。
それはそれとしてしばらく前に気がついたことがある。それは野茂のトルネード投法のように、大きく身体をひねって投げる投手が何人かいることだ。前に倒れ込むように身体を使う投手が多い中で、このように身体の回転を使って投げる投手は目立つ。彼らは、野茂を見て育った世代なのかもしれない。
非難を浴びている人がいると、ネットでは我も我もとそれが増殖していわゆる「炎上」状態になること少なくない。古来このような行動を「尻馬に乗る」と言う。
しかし最近はネット外の政治家などの先生方にも拡がっている。非難を浴びた桝添氏についても、次々と政治家先生たちが尻馬に乗り遅れまいとするかのように非難を浴びせ始めた。世論の大勢に迎合して次の選挙での票につなげようとする、このような好意は私には浅ましく見える。
尻馬に乗る行為は、しばしば浅ましく軽薄に見え、軽蔑されることもあると言う事を、先生方には心得ておいてほしいものだ。
CNNの日本語サイトの記事によると、アリストテレスの墓が発見されたそうだ。
CNN記事;「アリストテレスの墓を発見か ギリシャ」
2016.05.28 Sat posted at 13:36 JST
アリストテレスと言えば古代ギリシャを代表する哲学者であり、今日の自然科学の始祖とも言える。彼の説には多くの誤りがあったが、論理的にものを見て考察するという自然科学の基本態度は彼に始まったと言っても良いからだ。
CNNが日本語版Webで、米国の核ミサイルの運用管理にまだ8インチフロッピーディスクを使っていると報じている。
CNN記事;「米軍の核ミサイル運用、「フロッピーディスク」にいまだ依存」」
2016.05.28 Sat posted at 16:45 JST
記事によると、連邦議会の政府監察院が調べたところ多くの部署でまだフロッピーベースのハードウエアが用いられており、その中には40年前に主流だった8インチもあったという。また、1950年代に開発された言語コード(COBOLかFORTRANの事だろう)も使用されているそうだ。
と言う事はそんな言語が使える古いハードウエアも使われていると言うことになる。もっともこれは必ずしも悪くはないかもしれない。若いハッカーたちにはそんな古い時代の言語やOSの知識はないだろうから、悪さをしようとしても手こずるだろう。
昨日今日のメディアはオバマ大統領の広島訪問で持ちきりで、サミットの話題はすっかりかすんでしまった。
無理も無い、マンネリ化して各国首脳の国内宣伝用のショーと化しているサミットよりも、現職の米国大統領が前例を破って被爆地を訪問し異例の献花を行う事の方がはるかに重量であり話題性もある。オバマ大統領のスピーチには予想通り明確な謝罪はなかったが、私が聞いた限りでは米国の現状を考えれば限りなく謝罪に近い表現が含まれていた。
米国民が謝罪することに激しい拒絶反応を示すのは、心の中の後ろめたさを反映しているからだ。さらに時を経て、米国民が原爆投下を直視する時が来れば、過ぎ去ったこととしてそれを水に流せば良い。日本は日本で、周辺国に対する暗い過去がある。日本人も努力してそれを直視できるようにならねばならないのだから。
日本では過去の遺物扱いで、ほとんど話題にならないゲーム専用機だが欧米ではソニーのPS4が最速で4千万台を売り上げたそうだ。
コンテンツに対価を払うのを嫌う日本とは違って、欧米では高性能ゲーム機が必要なゲームなどもそれなりの市場があって、新作や旧作の移植も行われているようだ。コンテンツに対価を払うのを嫌うかどうかで市場規模に大きな差ができ、対価を払わない日本では制作者たちに対するインセンティブが無いと言う事なのだろう。さらに、英語版で遊ぶだけの英語力がない若い日本のゲーム世代は海外版のゲームを楽しめないことも、それに輪をかけているのだろう。
裏山の六甲山中ではウツギの花(卯の花)が咲き始めている。それに合わせるかのように「ホトトギス」の声が聞こえ始めた。
唱歌「夏は来ぬ」の風物は今も昔も変わらない。
補足1;以前は夏になると、「カッコウ」や「ツツドリ」の声が聞こえたこともあったが最近は全く聞かなくなった。
補足2;「ホトトギス」の鳴き声は「テッペンカケタカ」などと言われるが、私には「特許許可局」に聞こえる。
ハリル氏が日本のサッカーを批判しているが私もそれに賛成だ。
このところ日本はACLで情けない記録しか残していないが、チームもファンもそれを屈辱と思う様子が全くない。日本人特有の、国内さえよければ国外では惨めな状態でもかまわないと言う習性がここでも現れている。
そればかりではない。国内のリーグ戦でも勝つ気が見られず、だらしない試合が増えてきている。日本はパス回しが得意という人もいるが、ただ近づいてくる相手を避けるためだけのパスが多い。
こんなことでは国際的な地位は低下するばかりだ。オリンピックでの好成績などはなから期待しない方が良い。
2016/05/27朝08:00からBS3で放送された新日本風土記「山ものがたり」のオープニングタイトルで、地震雲ファンが泣いて喜びそうなシーンがあった。
それは、夕方の富士山の上空を二本の平行線状の雲が風にながされて移動して行く光景で、なかなか美しいものだった。地震雲ファンであれば富士山上空に現れた地震雲として写真に撮りたがるのであろうし、地震雲に関心がないものにとっても美しい飛行雲のある風景写真として撮影できたら喜ぶだろうものだった。
もしあなたが地震雲ファンで、これを見逃したのであったら大いに悔しがるべきだ。
サミットでの安倍氏の経済演説は突出して、一人浮き上がっていた様に見える。
曰く、「今の世界経済の状況はリーマンショック前と同じ」だそうだ。これが何を目的としているのは明らかだ。自分の経済運営の失敗が原因ではなく、世界経済の悪さが原因で増税が出来ないことにしたい、そのための演説であることが見え透いている。
この数ヶ月、増税先送りのの根回しをあれこれとすすめてきた安倍氏だが、各国首脳の同意を得れば、これが最後の仕上げになると言ったところか。
追記(2016/05/27);
安倍氏は「危機」を強調したが、他国首脳のほとんどは「リスク(危機が可能性としてある状態)」と表現したようだ。これから見ても、何としても消費税引き上げの延期を、自分の経済運営の失敗ではなく国際要因であるとしたい安倍氏が一人浮き上がっていたことがよく分かる。
安倍氏にしてみれば、増税延期の形を作ったと言う事なのだろうが、海外首脳の軽蔑も買った。
NHKBSで放送されている「街歩き」と「猫歩き」のそっくり番組が民放BSで放送されている。
ナレーションを含めて番組の構成をそっくりいただいていて、パクリ番組と言っても良い。よくもまあ恥ずかしげもなくと思って感心する。
そういえば、民放とNHKの両方で「小さな村の物語」と言う番組が放送されていた事がある。これはNKHが民放をパクったのではないかと思って見ていた。ただし、民放版はイタリアが舞台で主にそこに生きる個人の物語をテーマにしていたのに対し、NHK版はフランスが舞台で自治組織の状況など主にその村の共同体全体の生活をテーマにしているという若干の違いはあった。
民放版は再放送が繰り返されているが、NHK版の方はさすがに恥ずかしかったのかもう再放送はされていない。
BS1のワールドニュースで放送されていた中国のニュースによると、揚子江流域で豪雨が繰り返し発生して、各地で被害が出ているそうだ。
この地域は日本に先駆けて梅雨前線(そうは呼ばないが同じものだ)が停滞して雨期になる。この地域の降雨状態が日本の梅雨に影響する可能性は大いにある。
従って、日本でも今年の梅雨は豪雨に備えておく必要がありそうだ。
安倍氏が公明党委員長との会談で、「解散のかの字も考えていない」と語ったそうだ。
アベノミクスで国民所得を増やすと称して物価を上げ、実質国民所得を減らし続けている様に、安倍氏はすると言ったこととは逆のことをする人だ。解散をしないと言ったからには解散をし、衆参同日選挙を目指すだろう。
子供に我慢させない子育てが称揚されて長くなった。そして今、世の中にあふれているのは、
食べるのを我慢しないための健康食品やサプリメント。
欲しいものを我慢しないためのクレジットサービス。
現在の社会で、我慢するのは悪いことだ。
だから好きになった女の子が自分を好きになってくれないのも我慢しない。つきまとい、それでもダメなら殺す。
なぜなら、彼らは我慢しないから。
桝添知事が次第に辞任へと追い詰められているようだ。大手メディアの一部には早くもトリプル選になった場合の予想をするものまで現れた。すでに、橋下氏や東国原氏の出馬も取りざたされ始めている様だ。
大阪府を都に変えてでも、「府知事より格が高い」都知事になりたかった橋下氏には絶好のチャンスかもしれない。もっとも大阪嫌いが多い東京都で、大阪の実績を振りかざしても当選は難しいだろうが。
それはそれとして、金持ちほど姑息な手を使ってでも資産を増やしたがる傾向があるのは否定しない。しかし、桝添氏の場合は自分では気づいていなかった特権階級意識がそれを後押ししたように見える。一部には、知事を取り替えてももっと悪くなるだけだという声もあるようだ。また、トリプル選には対応できないと言う政党関係者が多いようでもある。しかし不信の声がここまで高まると、夏が越せるかどうかが問題になりそうだ。
ISなど、イスラム武闘派の爆弾テロが多発しているが、かつて日本も爆弾による無差別攻撃に怯えた時代があった。
古くは、昭和37年から38年にかけて「草加次郎」と名乗る爆弾魔による連続爆破事件があった。また、昭和45年から46年にかけてにも「東アジア反日武装戦線」による大企業を狙った連続爆破事件があった。他にも過激派や爆弾マニアによる単発的な爆弾事件は何度か発生している。
当時と比べると今は、インターネットから爆弾の製作方法を簡単に入手できるし、爆弾材料もネット通販で入手しやすい。思想的な背景なしに、単に世の中の話題になってみたいというバカが爆弾事件を起こすには条件が揃っている。一般人も警察も油断は禁物だ。
夜道を歩く女性や子供の性犯罪被害が後を絶たない。報道されているものの他に、被害者が泣き寝入りして届け出ていないものも相当数に上るだろう。人気のない夜道を一人で歩く女性や子供が増えているからだ。
私が子供だった頃、女子供が夜道を一人歩きするのは、犯罪者を誘惑するのも同然で危険だと言うのが常識だった。だから、親たちは子供を夜一人で家の外には出さなかったし、若い女性も人通りの少ない夜道を歩くのは避けていた。
当時は都会の住宅街でも街灯は暗く、女性を狙う者が身を潜める物陰はいくらでもあった。このため深夜営業の店も女性は早く帰宅させていたし、夜間のお稽古事もほとんど無かった。そのため、深夜に一人歩きをする女性は水商売の女性にほとんど限られていたし、彼女たちの多くは深夜にも人通りがあるような場所に住んでいた。
現在はその当時と比べると街灯が増え、夜道ははるかに明るくなってはいる。しかしその分、人気のない道を歩く女性がはるかに増え、そしてその多くはスマートフォンや携帯プレーヤーに夢中で周囲への警戒はほとんどしていない。これは女性を狙う性犯罪者にとっては好都合な状況だ。そして、自動車の保有率が高いので、拉致した女性を車に引きずり込んで、犯罪者にとって安全な場所に連れて行くのも簡単だ。
女性や子供の夜道の一人歩きが増えている反面、経費節減で警官の徒歩や自転車でのパトロールはほとんど無くなっている。車で通るだけでは物陰に潜む犯罪者などほとんど発見できない。性犯罪者にとっては昔よりもはるかに好都合な状況だ。
女子供が夜道を一人歩きするのが危険であるのは今も昔と変わらないのだ。安全ボケして夜道を一人歩きするのは、性犯罪者を誘惑しているようなものだ。
最近の乗用車には追突防止の自動停止装置が標準装備になりつつある。しかし事故時の被害を考えると、むしろ大型車に装備を義務づけたい。
頻繁に報じられているように、大型トラックや大型バスに追突されると追突された側の被害が大きく死亡事故になりやすい。また、しばしば火災が発生して多数が炎上したりもする。さらに、大型車のドライバーは長時間にわたり長距離を運転することが多い。このため、ボーッとして渋滞に気づかないこともある。よってまづ大型車に義務化してもらいたいと思う。既存の車両には、取り付けると保険等級が上がるようなインセンティブを与えれば、装備を促進することが出来るだろう。
2016/05/20 昼前のBS3「もう一度日本」を見ていて「?」と思った。筑波山の紹介なのだが、その多様な植生を紹介している途中で「オオナルコユリ」を「オオナル・コユリ」と明瞭に区切って読み上げたからだ。「オオナルコユリ」は「大型の鳴子百合」として命名されたものであるから、あえて途中で区切るならば「オオ・ナルコユリ」でなければならない。「オオナル・コユリ」と区切ると「大成る小百合」になって名前の意味が分からなくなってしまう。
放送中で、アナウンサーやレポーターがおかしな読み方で読み上げる例が目立つが、最近はNHKも同様でこまったものだ。
NHKを除くBS各チャンネルの放送時間の半分以上は通販番組で占められている。このため、作業中テレビをつけっぱなしにしていると、いやでも通販の宣伝が目に入る。
そんな中で最近よく見かけるのが、まるで模造真珠のように黒や黄色、ピンク等に濃く染色した養殖真珠だ。
ネックレス用の真珠の色をそろえるために、酸性染料や直接染料で薄く染色することは昔から行われてきた。しかし番組で紹介されているものは、まるでおもちゃの模造真珠のように濃く着色されている。恐らく、色合いが悪かったため選別ではねられた玉を、濃く着色することでごまかして再生しているのだろう。
こんな加工真珠はまともな宝飾品としては取引できないはずなので、販売価格もごく安い。加工真珠と言うより、真珠加工品という方が良い。しかしそれを良いと思って買う人もいるのだろう。
ビッグバンと膨張する宇宙の証拠とされる赤方偏移について妙なことを思いついた。
それは、遠方の星からくる光が赤方偏移を起こすのは宇宙が膨張している事によるドップラー効果ではなく、空間を進むうちに未知の要素によってエネルギーを失うからではないかと言うことだ。質量のあるものもエネルギーを奪われ、減速されるる。しかし奪われる量は速度が大きいほど大きいので通常は目立たない。一方、質量のない光子は減速されず、代わりに奪われたエネルギーに比例して波長が伸びる。これが赤方偏移だ。
そして奪われたエネルギーは未知の要素によって蓄えられる。これがダークエネルギーの供給源、あるいはダークエネルギーそのものだ。
これがトンデモ科学者が考えた新しい珍説だ。
「燃費算出」用の走行抵抗計測でのごまかしが拡大している。その原因のひとつは基本数値の測定方法にあると私は思う。
大手メーカーはそれぞれテストコースを持っており、そこで基本数値の測定を行っているのだそうだ。しかしそれらは、それを取り巻く地形的条件も気象条件も、そして路面状況も異なる。そこで測定した数値に互換性があるとは思えないのだ。
そこで提案したいのが、公式の数値を測定するための専用試験場を作ることだ。谷田部の試験場は閉鎖されたようだが、公式データを測定するためのコースを作りそこで基本数値の測定を行えば、上に上げた様々な要因による差を小さく出来る。
そこまでするほど燃費の数値に意味があるとは思えない(*1)が、何なら1km程の覆い付きで空調もある直線路を作れば良い。そうすれば路面温度や気温・湿度による走行抵抗の変動(*2)を防ぐことが可能だ。
*1;日常の走行では同じ場所を走っても、アクセルやブレーキの使い方で燃費の1割ぐらいはすぐに差がつくことはよく知られている。
*2;タイヤの転がり抵抗は路面とタイヤの温度で大きく変化するし、空気抵抗も気温や湿度で変化する。また、タイヤの銘柄で異なることはもちろんだ。
コーヒーは身体に良いのか悪いのか。世の中には両方の説が流布している。
どちらも風説ばかりではなく、れっきとした研究論文として専門誌に発表されたものがある。コーヒーを一日五杯以上飲む人は認知症になりにくく長生きすると言う論文があるかと思うと、逆に一日四杯以上飲む人は心疾患にかかりやすく寿命が短いと言う論文もある。
これについて考えられることはいくつかある。一つはコーヒーの飲み方の違いだ。大きなカップに薄めに淹れて砂糖もクリームも入れないか少ししか入れない人もいれば、小さなカップに濃いコーヒーに砂糖とクリームをたっぷり入れて飲む人もいる。またエスプレッソと言っても、本家のイタリアとアメリカではずいぶん違うようだ。結論が異なるのはこれらの違いが区別されていないためかもしれない。
もう一つは、研究者がコーヒー好きかコーヒー嫌いかだ。コーヒー好きはコーヒーの良い面を見つけようとするだろうし、コーヒー嫌いはコーヒーの悪い面を見つけようとするだろう。意識してのことでなくても、無意識に好みが影響していることは十分に考えられる。案外これが最大の理由かもしれない。
だとすると、コーヒーは常識的な量を飲む限りでは身体に良くも悪くもないと言うのが正しい結論かもしれない。コーヒーに限らず、身体に良いと言われる物であっても、同じものを大量に摂取すれば身体に悪いのは当然だ。取り過ぎには注意しよう。
予想通り、鴻海はシャープとの約束を反故にして大規模リストレノ実施を決めた。
日本企業のブランドを手に入れた以上もはや日本国内の工場は不要で、製造は技術を移転した中国の工場で行うと言うわけだ。いずれ、日本製の原産地表示が有利な製品の最終検査と包装に必要な施設だけを残し、他の設備は全て閉鎖されるだろう(*)。
これは始めから予想していた事で、シャープの経営陣は望んだ通り満額の退職金を手にして円満に退任することが出来るが、一般従業員は路頭に迷う事になる。本来は退職金を返上して引責辞任すべきだと思うのだが・・・・。
*;現在の制度では、バルク包装で日本に持ち込み、外観などの形式的な品質検査をした上で個別包装すれば、原産国を日本と表示することが許される。
2016/05/16 BS1の国際報道2016の字幕に、「韓国で汚職防止に贈答制限 消費落ち込みの恐れも」とあった。
韓国の贈答品(恐らく賄賂目的)市場がGDPに占める割合はどの程度なのだろうか?
毎日新聞Webの記事によれば、ローマ教皇が「ペットより隣人を愛せよ」と呼びかけたそうだ。
毎日新聞記事;「ローマ法王 ペットより隣人を愛せよ…警鐘鳴らす」
毎日新聞2016年5月15日 19時00分(最終更新 5月15日 19時22分)
記事によると、ローマ教皇はペットを偏愛するあまり人間同士の連帯がないがしろにされていると嘆かれて、謁見で述べられたという。
蛇足;聖書の言葉「己を愛するがごとく、汝の隣人を愛せよ」
先進国で大流行の健康食品やダイエット食品、サプリメントなどの公告を見ると、吸収を抑えて太るのを押さえて太るのを防止したり体内の健康バランスを取るというものが大半だ。
これはつまり食べたものの一部をそのまま糞便として出すと言う事で、現在世界中で問題になっている食品の廃棄と同じだ。
どうせならば、ほんの少し我慢してラベル量を減らせば良いと思うのだが、我慢が出来ない人たちが増え続けていると言う事だろうか。少しでも売り上げを増やしたい食品メーカーが、あの手この手で誘惑するのは理解できる。しかし、それに簡単に踊らされ過ぎるという感が否めない。
太りすぎやメタボに悩む人たちがほんの少し食べるのを減らせば、世界中の食糧問題にも寄与できるのだが・・・。
桝添氏の公私混同は、釈明すればするほど次々に明らかになるようだ。
家族旅行先で打ち合わせをしたと言い、宿泊した部屋で会議もしたので費用を政治団体の公費に回したのだそうだ。これを報じた記事を読んで、私は別のことに首をかしげた。
そもそも旅行先で打ち合わせや会議を行ったと言うが、関係した人たちの費用はどうしたのだろう。わざわざ桝添氏の家族旅行先に出張させたのだろうか?だとすればこれもとんでもない公費の無駄遣いだ。
あるいは、出かけた先の知事と家族ぐるみで親睦を図るために家族を帯同したのだろうか。外国の元首が他国を訪問する際に、儀礼上の必要や夫人外交を目的として夫人や家族を帯同することはよくあることだが、国内の知事が他県を訪問するのに儀礼上必要だからと夫人や家族を帯同することはまず無い。
家族旅行先に職員を出張させて会議を行ったのであればけしからん話だし、他府県への公式訪問に家族を帯同するのも日本の習慣ではない。なぜ旅行先で会議を行ったのか、このあたりの経緯もメディアには明らかにしてもらいたいものだ。
連休後は被災地で働くボランティアが激減したので、被災地の自治体はもっとボランティアに来て欲しいと呼びかけているそうだ。
しかし、ボランティアは本来の職業や学業がある人たちがその合間を割いて参加してくるものだ。従って連休が終わればみな自分の仕事や学業に戻らなければならない。激減して当たり前だ。
最近は大勢のボランティアが応援に行くが、それも平日は無理な人が大半だ。最近はボランティアに期待する向きがあるが、平日も大勢のボランティアが来てくれるのが当たり前というのは甘えというものだろう。ボランティアはあくまで補助的なお手伝いと割り切って、それに依存はしないことだ。
いくつかのサイトで、ソニーが米国に出願したコンタクトレンズ型カメラが話題になっている。まだアイディアの段階でしかないようだが、米国では単なるアイディアでも特許が認められるので今のうちに出しておけと言う事だろう。
米国には、これまでにも幾つか同じような眼内ケメラのアイディア特許が出願されているようだが、これらは被写体がカメラを向けられていることに気づかない究極の隠しカメラと言えるだろう。
事のついでに究極の隠しカメラのアイディアを一つ。それは脳波を解析して見ているものの映像をディジタル画像化するというものだ。既におおざっぱな形状を推定することは可能になっているので、適当なもっともらしいブロック図を描ければ、米国では特許が取得できるかもしれない。
日本では、「当業者(同じ分野で事業を行っている事業者のこと)が出願書類を見て容易に実施できること」という条件があるので、単なるアイディアでは特許がとれないが、米国では単なる思いつきが特許として認められた例は幾つもある。研究ノートに書いておいた単なる思いつきのメモを根拠に、実施可能な他人の特許を横取りすることも可能だ。
現在多くの企業で当たり前のこととして行われている定年後再雇用での賃下げは、定年前と同じ業務をさせている場合は違法であるとの判決が東京地裁で出た。
朝日新聞記事;「同じ業務で定年後再雇用、賃金差別は違法 東京地裁判決」
2016年5月13日14時57分
記事によると、『判決は「定年前と同じ業務をさせながら賃金水準を下げることで、定年後再雇用を賃金コスト圧縮の手段とすることは正当とは言えない」と述べた。』という。現業部門ではこれに該当する例は多いだろうし、事務部門でも肩書きが外されただけで業務内容は同じという事も多い。裁判は最高裁まで行くだろうが、この判決が確定すると影響が大きそうだ。
いままで当たり前とされてきた、「お情けで雇ってやるのだから賃金ダウンは我慢しろ」と言う言い分が、労働力不足の進行によって次第に通用しなくなるのかもしれない。
オリンピック準備委員会の出鱈目ぶりが後を絶たない。費用は膨らみ続け、追加使用する施設も増え続けている。
まるで「そこのけそこのけゴリンが通る」といわんばかりだ。
こんないい加減なオリンピックを、日本人は開催して良いのだろうか?
桝添氏が釈明会見を開いたが、内容は訂正の行列だった。
日本に限ったことではないが、人は地位と金を手に入れるとそれに目がくらみ、公私のけじめがつけられなくなる。桝添氏も例に漏れずと言うことだ。
昨今の日本では、始めから金と権力が目的で政治家を目指すものも少なくないが・・・・。
2016/05/12にBS3で放送された”コスミック フロント☆NEXT「太陽系の支配者 荒ぶる木星」”を見ていてはてなと思ったことがある。
それは、これまでに発見された太陽系外惑星の大半の軌道半径が水星の軌道半径より小さく、恒星のごく近くに惑星がない太陽系のような例が見つからないという点だ。これを根拠に、太陽系は例外的な存在だと説明していたが、この説明は正しくないように思えたのだ。
なぜならば、現在発見されている系外惑星はほぼ全てが掩蔽法(太陽の前を惑星が横切ることによる明るさの変化を検出する方法)で発見されているからだ。この方法では、短い周期で惑星が光球の前を横切らなければならない。しかし、系外惑星の探索が本格的に始まったのは1990年代の半ばだ。このため周期20年以上の惑星は、現在の方法では恒星自身の不規則な光度変化との区別がつかないため検出できない。光度変化が周期的であることを繰り返しで確認することを考慮すれば、最低2回出来れば3回以上の繰り返しが必要だ。よって周期10年以上の場合は検出できないと言っても良いだろう。逆に、周期が数日から数週間の惑星は発見しやすいといえる。
さらに、惑星が光球面を通過しなければならない点を考慮すると、軌道が近いほど観測者との間を通過する確率が高くなり、遠くなればなるほど確率が下がる(これは三角関数で考えれば容易に分かる)。つまり、太陽系を数十~数百光年離れた所から観測しても、たかだか20年程度の観測では木星や土星はまず検出できないと言う事だ。
つまり、太陽系に似た惑星系が見つからないのは、現在使用されている観測技術の限界によるものと考えられる。これが太陽系は例外的との放送中の説明をはてなと思った理由だ。
燃費のごまかしで経営が行き詰まった三菱自動車が、フランス資本の日産自動車の傘下に入ることになったと報じられている。トヨタ以外で日本資本に残るのは一体何社になるのだろうか。
衰退する日本の重工業がまた一社減ることになる。
ヤンキースの田中投手は今日もホームランを打たれている。
長距離打者が多いメジャーリーグだから打たれるのは仕方が無いのだが、気になるのは打たれた後の表情だ。一試合で複数のホームランを打たれることが多いせいか弱気がちらつくようで、自信をなくしているのではないかと心配になる。
ホームランを打たれても、チームが好調ですぐ取り返してくれて勝てる時は心理的にこたえないが、今のようにチームが不調で点を取って貰えない時はそうはいかない。とにかく耐えるしか無いのが今のチーム状況だ。
ねばれ、田中投手!
ロシアを訪問した安倍氏が、新しいやり方で北方領土交渉を行うといっている。しかしこれまでに報道された内容を見る限り、金で好意を買おうとする旧態依然たる方法だ。これはソ連崩壊後に行ってきて何も成果が得られなかったものと同じで、これでは新しい展開を期待は出来そうもない。
それよりも何よりも、北方領土返還に対するロシアの回答は10年前から明確に示されている。それは四島を要求されたので二島を返すがこれで手打ちをしようというものだ。この意志は国後と択捉に対するロシアの開発計画にはっきりと現れている。
「中を取って手打ち」というのは全ての交渉事の基本だ。これであれば互いに譲り合ったと言う事になり、双方の体面が保てると言う事になっている。ロシアの国後歯舞二島返還提案はこの基本にしたがったものだ。
四島要求で始まった以上、四島全ての返還は戦争して勝つ以外にはあり得ない。後に残る交渉余地は、国後・択捉に較べてごく小さい歯舞・色丹二島のの扱いだ、日本側の交渉能力次第だが、色丹島を歯舞島の付録として返還してもらうことは不可能とは言えない。
なお、択捉島の返還はまずあり得ない。それはロシアのミサイル原潜基地であるペトロパブロフスク・カムチャッキーから太平洋に出る通路として、水深が深い択捉水道が戦略上重要だからだ。択捉を日本に返還すれば、択捉水道に米国の潜水艦探知網が張り巡らされることになる。これはロシアとしては絶対に容認できないことだ。
桝添都知事の公用車の利用の仕方が問題になっている。公用車利用の費用が高すぎると言うことなのだが、これには公用車のあり方の変化が大きく影響していると思われる。
かつては、官民とも幹部用の公用車は、車両・運転手とも自身で保有していた。この場合は、使っても使わなくても燃料代を除く車両と運転手の保有にかかる費用は同じだから、使わなくては保有費用が無駄になるので損という考え方が主流だった。
しかし今は車両も運転手も外部委託が一般的で、この場合契約基本料と実際に使った分にかかる費用が請求される。この場合には使えば使うほど費用が増えるので、利用を抑えれば費用を節約できる。(ただし、利用料の単価を前年度の利用実績から算出する契約の場合は、利用を抑えてもさほどの節約にはならないかもしれない。一方、純粋にハイヤー契約の場合は、利用実績による単価の変化はない。)
そこで桝添氏の場合について考えてみると、彼の頭の中には、公用車は使わなくても費用がかかるので使わなければ損という昔流の考えがあったのかもしれない。もっとも、都知事ともなれば全ての移動に公用車を使うのが当然という、さらに昔の特権階級意識があるのかもしれないが。
選挙権付与年齢の引き下げで、若者の声が政治に反映されることを期待するが、選挙には関心がない。これが若者の本音のようだ。
読売新聞の調査によると、年齢引き下げで若者の声がこれまでより繁栄されることを期待するものの比率は59%だが、選挙に関心があるものは37%しかないという。やはり若者は他人依存心が強く、誰かがしてくれることを期待して自分では行動しないようだ。
はたしてこれで選挙権付与年齢を引き下げた意味があるのだろうか。そんなことではないかと思っていたが、大いに疑問だ。
読売新聞記事;「18・19歳「参院選に関心」37%…読売調査」
2016年05月09日 21時47分
セゾンnetアンサーを名乗るメールが来た。第三者によるアクセスがあったので一時的に新しいIDを付与したのだそうだ。ついては記載のアドレスにアクセスして新しいIDとパスワードを設定してくれとのこと。
しかしねぇ・・・・・。そもそもセゾンカードを持っていない者に、一体どうせよというのだろう?架空のクレジットカードに加入させ、銀行口座情報を盗み取ろうとでも?
クレジットカードは必要最小限しか持たず、提携会員カードには一切加入しない。また、インターネット決済も銀行口座を含めて一切使用しない。だから、インターネットから第三者のアクセスがあったと言われても、ありもしないアカウントにどうやって?というだけだ。
奈良県の違法土砂採掘事案、経営者がやっと逮捕された。
県、県警の動きの鈍さを見ると、県に見て見ぬふりをさせた金と政治の匂いがする。国会議員か、県会議員か、動いたのは誰だろう。
カナダで大規模な山火事が発生しているという。その地域はシェールオイル生産の中心地域で、火災のためカナダの原油生産の三分の一が停止しているのだという。だが、この火災はまだ鎮火のめどがついておらず、原油価格への影響があるかもしれない。
もっともこれが株価を上げる方向に働くのか、逆に下げる方向に働くのかは予想が難しい。原油価格値上がりを喜んで株価を引き上げるのか、採掘業者の損害を嫌って株価を押し下げるのか?今日は金曜日で、明日明後日は市場が開かない。週明けの株価がどう動くのか、投機家は目が離せない。
マイクロソフトのWindows10へヴァージョンアップ強要がますますしつこくなっている。
パソコンにあれこれ繋いで使っている人や、業務用専用ソフトを使っている人たちは、それらがWindows10で正しく動くかの確認が出来ないうちはおいそれとヴァージョンアップできないことなどわかりきっているはずだ。しかしそれを無視してのヴァージョンアップ強要は迷惑千万だ。
独占的立場を利用した強要は独占禁止法違反だと行っても言いすぎではない。自分の都合ばかり考えるなと言いたい。
米国で行われた死因に関する研究で、医療ミスが原因と推定される死亡者は年間25万人以上に上り、心疾患とガンに次いで第三位になる可能性があるとされた。
CNN記事;「米国人の死因、第3位は「医療ミス」か 推計25万人が死亡」
2016.05.04 Wed posted at 16:18 JST
また、米国以外でも医療ミスを把握するシステムが整っていないことも指摘している。
医師は人間であり、人間はミスを犯すものだからある程度のミスは仕方が無いことだ。しかし、それが死に繋がったり繰り返されたりすることがないよう、医師にも十分なKYK(危険予知教育)を行ってもらいたいものだ。
企業を成功に導いた偉大な先人がいると、状況が変化しても新たな路線への切り替えが出来ないことがある。そしてその結果その企業が急速に衰退してしまう事も少なくない。シャープの現状はまさにその例と言えそうだ。
シャープは、偉大な先人たちがいち早く液晶に目をつけ、液晶技術を発展させることによって大きく成長した。しかし多数の企業が液晶技術の分野になだれ込んで、マーケットが飽和してしまってからも、液晶に固執して新規分野に移行することが出来なかった。これが新規収益分野の開拓が出来ずに、収益が悪化した原因と考える。
新規分野への移行が出来ない原因としては、後輩たちが偉大な先輩たちに遠慮して言い出せない雰囲気が社内にあることが多い。遠慮の原因は先輩たちの業績をけなすような事はすべきでは無いという考え方だ。そろそろ新しい分野に注力すべきと言う考えを口にする者がいると、偉大な先輩たちに対する尊敬の念に満ちた者たちが非難を浴びせるというわけだ。
非難を浴びせる者たちは、自分たちが礼儀を欠く無礼なものをしかる良いことをしていると考えているので始末が悪い。しかし、彼らは礼儀正しく自社を衰退に導いていることは理解できない。これは、ネットで自粛せよ等と非難を浴びせる者たちも同じだ。
自分が良い人であると陶酔したいものが、しばしば世の中を悪い方に導く。これは企業においても同じ事だ。自分が良い人だと思いたいものは、単に自己陶酔を求めているだけになっていないか、常に自己点検を行うべきだろう。
またまた繁華街での暴走事故が発生した。今回はJR・阪急の三宮駅前だ。先月の梅田阪急駅前に続いてなので、阪急は何でうちの駅前ばかりと嘆いているかもしれない。
それはともかく事故の状況を見ると、駅前のロータリーの狭い道をかなりの速度で走り抜けた後、タイトなS字コーナーを曲がらずにほぼ直進して歩道に乗り上げている。一時的に意識を失ったのか、状況を把握できなくなったのかもしれないが、これは今後解明されるだろう。
ところで、この種の歩道乗り上げ事故でいつも思うことなのだが、繁華街の歩道にはガードレールの無い事が多い。これは車の乗り降りや道路の横断を考えると当然のことなのだが、暴走車から歩道を守るための改善法はあると考える。
最近テレビでよく放送される外国の街歩き番組を見ていると、繁華街の歩道には杭だけの自動車進入防止柵が多い。杭の間隔を調整しておけば車は歩道に入れないが、歩行者の横断や車の乗り降りには支障が無い。またこれは、歩道乗り上げ駐車を阻止する上でも有効だろう。
日本の繁華街にも、このような車両進入防止柵は有用だと思うのだがどうだろう。
追記(2016/05/04);
暴走車がぶつかって止まったブロンズ像がこれ(google earthより。2009/9撮影)。実にのどかな表情の抽象化された女性像で、どうにも事故の惨禍にはそぐわない。
事故の際にバイクが潰されていたが、この付近は放置バイクの名所だ。
昨日(2016/05/02)のニューヨーク市場では株価が上昇した。理由はドル安を好感してだと言う。
ドル安はつまり円高。円高は株価を下げることになっているので、円高効果とニューヨーク市場値上がり効果のどちらが強いのかに興味がある。
しかし今日の日本は連休で市場は休み。かくして連休の日本は、世界の市況から取り残されて行く。
東京証券市場の取引高を増やすには、世界の市場に遅れないよう連休を廃止することが有効だろう。
今日もまた為替と株は値を飛ばしている。
しかし、日本の市場でしか取引が出来ない中小投資家は連休のため取引が出来ず、ただやきもきするしかない。彼らにとっては、動きを妨げるゴールデンウイークは腹立たしい限りだろう。
そもそも日本は国家祝日が多く、このため欧米諸国に比較して市場が開かない日が多い。このため日本の投機家は欧米の投機家に較べて大きなリスクを負っている。これは投棄を活発にするには不都合な要素だ。
そこで、投機を活発にするには、祝日にも市場を開く事を求めるか、祝日を減らしてその分を法定有給休暇として労働者に付与する事を企業に強制するのが良いだろう。
自分の娘を焼殺したとされ、服役していた夫婦の再審が始まった。起訴した大阪地検は夫婦の両方に対する有罪の申し立てを放棄するという。
裁判の誤りが発見されそれが訂正されるのは良いことだが、再審事件でいつも思うのは無罪判決を下しても裁判所が謝罪しないことだ。検察の申し立てに誤りや虚偽があったとしても、それを見抜けなかった点で裁判所にも落ち度がある。
別の言い方をすると、裁判所も冤罪を作った共犯だ。裁判所も謝罪すべきだと思うのだがどうだろう。
BSでは韓国製や中国製のドラマが主要コンテンツになっている。というより、韓中製ドラマを除くと、テレビショッピングと古いミステリドラマの再放送しかないといっても良い。一方、地上波はどうかといえば、安上がりのバラエティショーと旅・グルメ番組しかないと言っても良い。時折、定番の配役セットを使った「人気」ミステリシリーズの新作はあるが、これらも飽きられ始めており事実上テレビドラマは絶滅状態だ。
日本のドラマはなぜこんな状態になったのか?それは制作費の切り詰めが各放送局の最優先事項だからだろう。このため、製作に手間暇と費用がかかるドラマは上層部から嫌われ、定番の配役セットを使った企画以外は申請を上げても却下されるようになったのだろう。
その結果、仕事がなくなったプロデューサー、脚本家などはテレビ業界を去り、人材の劣化が起きている。これがさらに企画も貧しいものにし、上層部に対する説得力をさらに失わせているだろう。
こうしてテレビドラマが少なくなった結果、俳優たちもテレビでの仕事がなくなり舞台中心でしか活動の場がないのだろう。その結果、優れた俳優たちが、能力が低下したテレビドラマのプロデューサーの目に留まることも少なくなり、プロデューサーたちの企画力を触発することもなくなる。また、プロデューサーの力が落ちているので、将来性を見て育てようという事もできない。
こうして、日本製テレビドラマは絶滅危惧種となったのだろう。
沖ノ鳥島が岩礁か島かで、台湾中国と日本が争っている。
国際条約では島と認められるには満潮時に一定の面積が海面上になければならないが、日本は沖ノ鳥島の周りをコンクリートで固めて島であると主張している。これに対し、中国や台湾は、コンクリートで固めても十分に条件を満たしているとは言えずこれは岩礁であると主張している。
島か岩礁かがなぜ重要かと言えば、島であれば領土と認められその回りに排他的経済水域が設定できるが、岩礁であれば領土とは認められないため排他的経済水域の設定も出来ない。排他的経済水域でなければ誰でも漁業や海底資源の採取が出来る。つまり日本がこの海域の海洋資源に対する利権を失うと言う事だ。
このため中国や台湾は、自らの主張に基づいて公船を派遣して日本の経済水域ではないことの実績を作ろうとしているようだが、尖閣諸島同様の火種になりそうだ。
それはともかく、沖ノ鳥島は現状でもかろうじて海面上に出ているだけで、温暖化によって海面が1~2m上昇すれば満潮時に水没することが確実だ。たとえ周りを埋め立ててもそれは海上構造物であって、島とは認められない。こちらの面でも沖ノ鳥島周辺の排他的経済水域は危機的状況にある事は間違いない。
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