三菱自動車は身売り?
三菱自動車の燃費性能ごまかしは、会社存亡に関わる問題になりそうだ。
シャープに続く日の丸企業買収のチャンスと狙っている中国企業は少なくないだろう。もっとも、三菱グループは日の丸を背負って立つ企業グループとのプライドがあるので、中国資本による買収を許すかどうかは分からないが。
それにしても、このような問題が起きる度に感じるのは、上意下達で下からの意見具申を許さない独裁的体質が原因になっているのではないかと言うことだ。最近は外国企業にならえで、旧来の下位からの具申を大切にする経営から、トップダウンが良いとして上意を一方的に押しつける経営に変わっている。このため、自分の都合に合わせて言いたい放題の上層部に起因する問題点の修正が出来なくなっているのではないかと危惧している。
また、これが前任者の不正行為を隠蔽せざるを得ない体質に繋がっている可能性がある。自分を引き上げてくれた前任者を非難することは、逆に前任者たちからの反発を買い、自分の立場を危うくする可能性があるからだ。
追記(2016/04/28);
私は昔、三菱自動車にあきれさせられたことがある。
ブログ内記事;「三菱自動車との経験」2004/06/19
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