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March 13, 2016

SACD

音楽CDを探していると、時折SACDに行き当たる。今のところCD全体の中ではごく僅かなのだが、SACD/CD複合ディスクを除けば専用プレーヤーでなければ再生できない。そこで興味を持ってSACDプレーヤーにはどんな物があるのかを調べて見た。

調べて見ると数機種を除くと¥10万~数十万と高価な物ばかりだ。ディスク自体も若干高めなのだが、これはとても普及を図ろうとした価格ではない。本気でSACDの普及を図るつもりであればプレーヤーも普及品がなくてはならない。まずオーディオマニアを対象として普及させようとしたが、高分解能音楽データのオンライン販売が一般化して機器の普及が進まなかったというところかもしれない。現状では機器メーカーには全くやる気がなさそうだ。大半のSACDのデータをオンラインで購入でき、それは高価なデジタルオーディオ装置でも一般のパソコンでもそれなりに再生できるとあれば、それも当然のことではある。

SACDもソニーが主導した規格だが、デジタルレコーダーに駆逐されてしまったMD同様普及しないままに廃れそうに見える。もっとも高分解能オーディオ自体、騒音の多い環境で聞く事が多いポータブルオーディオでは全く意味が無い。しかし、購入した音楽データをポータブルオーディオ装置にコピーして持ち歩いて聞くと言うスタイルが広まった現在、コピー防止がかけられていて簡単にデータを移動できないSACDに、消費者が魅力を感じないのは致し方のないことだ。

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