除染土壌最終処分地不要論
先日、除染土壌の放射線値が下がって一般ゴミとして埋め立て可能な物の比率が急速に増えていると報道されていた。
放射性元素には半減期があると言う特性を考えると、これは当たり前のことだ。後5年も経つと、全体を均一に混合すれば全量を一般ゴミとして通常の埋め立て処分で済ませられるかもしれない。そうなれば、最終処分地どころか現在ある仮貯蔵地ですら不要になりかねない。
以前の記事で、除染をもたもたやっていれば除染そのものが不要になると書いたことがある。いつまでも最終処分地を決められずにいると、今度は最終処分地そのものが不要になるだろう。最終処分地を作るのであれば、早く場所を決めるべきだ。
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