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February 2016

February 29, 2016

三井住友銀行の偽メール登場

偽メールの新顔として「三井住友銀行」を騙る物が登場しました。本文を下記に示しておきますので、引っかからないようにご注意を。

件名;登録変更完了のお知らせ
本文;
三井住友银行
このメールは登録パスワードを変更された方へのメールです。
===============================================
確認のためにメールを送信しています。
お客さまご自身で変更した場合は、このメールを無視しても問題ありません。
お客さまご自身で変更していない場合は盗用の可能性がございます。

至急以下のURLをクリックしてください。
(PC?スマートフォンからご利用ください。)
https://myinfo.smbc.co.jp/idinforeset/changelink.nhn?prm=R2f4thQReL91Td_CUaqNb7bismXy3rNoEqVinBRmwJ-QHg6pn9FIz4OPR0jimL_WecGS--F9n5sQAKY6yS_bs8fbsGa5gzWNZzIsh-UnRv8

※このメールアドレスに返信頂きましても、ご返答はできませんので、
お問い合わせはヘルプのサポートフォームよりお願い申し上げます。
URL : https://www.smbc.co.jp/aib/aibgsjsw5001.jsp

 今後三井住友银行もをよろしくお願いいたします。
---------------------------------------------------------------
 三井住友銀行について
URL : https://www.smbc.co.jp

銀行が顧客に送る業務用メールとしては変な文章なのでそれだけで偽メールと分かりますが、メールヘッダーの送信元サーバーを見れば銀行のサーバーではないので詐欺と確認できます。(今回も例によって中国にあるサーバーでした。)

追記(2016/02/29);
リンクをクリックすると全て表示されているサーバーではなく、偽サーバー「smbcxjp.com」に転送される。

これのドメイン情報は下記の通り

Domain Name: SMBCXJP.COM
Registrar: PDR LTD. D/B/A PUBLICDOMAINREGISTRY.COM
Sponsoring Registrar IANA ID: 303
Whois Server: whois.PublicDomainRegistry.com
Referral URL: http://www.publicdomainregistry.com
Name Server: CNZCO.EARTH.ORDERBOX-DNS.COM
Name Server: CNZCO.MARS.ORDERBOX-DNS.COM
Name Server: CNZCO.MERCURY.ORDERBOX-DNS.COM
Name Server: CNZCO.VENUS.ORDERBOX-DNS.COM
Status: clientTransferProhibited https://www.icann.org/epp#clientTransferProhibited
Updated Date: 28-feb-2016
Creation Date: 28-feb-2016
Expiration Date: 28-feb-2017

サーバーを提供しているのは、これもウエブ開設者秘匿サービスを行っている業者のようだ。

選挙制度改革は先送り

例によって指導力の無い安倍首相。案の定、選挙制度改革はズルズルと後退してとうとう先送りにすると言い始めている。

野田氏との約束を反故にして、これでは何かにつけて約束を守らない韓国や北朝鮮並みだ。

February 28, 2016

国外で最も多く君が代を演奏させたのは

国外で最も多く君が代を演奏させたのは、過去12ヶ月に限って言えばそれは高梨沙羅だろう。

今日(2016/02/28)もまた優勝して日の丸を揚げ、君が代を演奏させた。サマージャンプを入れれば20回近くになるのではないだろうか。安倍氏は国外での君が代演奏功労者として高梨沙羅を表彰すべきだ。

国民性は言語で決まる

各国の歌の歌詞の意味が知りたいので、主要言語の辞書を持ってしばしば利用している。当然ある程度の文法の知識も必要になるのだが、そこで感じることがある。

それは文法が厳密で論理的な言語の国は国民性も論理的で、逆に文法がルーズな国は国民性もルーズになる傾向があると言う事だ。別の言い方をすると、言葉がきちんとしている国は国情が安定しているが、言葉が乱れている国は国情も乱れがちだ。

そこで我が国はどうかとみると、最近の日本語はいわゆる「タメ口」の氾濫など乱れが激しく、丁寧な物言いや礼儀正しい物言いはすっかり影を潜めている。今後国情も乱れて行きそうな気がするのだがどうだろうか。

限界集落の復活は無税化で

BS4で2016/02/28に放送していた「小さな村の物語 イタリア編」に登場した村は無税だという。標高が2,000mを超え、一年の半分が雪に埋もれる村の生活が苦しいことを哀れんだ昔の領主が税を免除したことが始まりで、今も続いているのだという。

それで思いついたことがある。日本の山村の限界集落も免税にすれば人口対策になるのではないかということだ。限界集落では全てが免税となればそこで暮らそうと人が移り住む可能性がある。企業についても規模に応じて固定資産や事業税を部分免税にすれば、本社や事業所を移転してくるかもしれない。

検討する価値はあると思うのだがどうだろう。

February 27, 2016

ふたつの少女合唱団

北欧の伝承曲の合唱を探していて、二つの少女合唱団のCDを見つけた。

ひとつはドイツのウエストファーレン地方の Die Westfälischen Nachtigallen(ウエストファーレンのナイチンゲール)という合唱団で、Mädchenchor der Stadt Ahlen とあるのでウエストファーレン北部のアーレン(Ahlen)という町で活動しているらしい。年齢は、ウエブサイトの写真で見ると小学校高学年から高校生ぐらいまでのようだ。

特徴は、地声だがとにかく元気が良く歯切れが良いこと。「霞か雲か(小鳥は来たよ)」や「愉快に歩けば」、「別離(ムシ・デン)」など日本でもなじみ深い曲も含まれている。曲目と相まってNHKの「みんなの唄」にそのまま出しても良いような感じで気楽に楽しめる。

タイトル、曲目は以下の通り。CD2枚組でそれぞれの演奏時間が39分程なので、以前に出した2枚組のLPをそのままCDに仕立て直したものだろう。

タイトル;「Die Froehlichen Lieder der Heimat」 2枚組
レーベル;ACANTA
演奏;Die Westfälischen Nachtigallen
録音年度;不明
曲目;CD1
1. Amboss-Polka
2. Tulpen aus Amsterdam
3. Heidi(補足1参照)
4. Wer recht in Freuden wandern will
5. Jeztkommen die lustiegen Tage
6. Das Lieben bringt groß' Freud'
7. Im schönsten Wiesengrunde
8. Der Mai ist gekommen
9. Alle Vögel sind schon da(小鳥は来たよ/霞か雲か)
10. Schön ist es,auf der Welt zu sein
11. Hey,das ist Musik für mich
12. Drüben in der Heimat
13. Radetzky-Polka(ラデッキーマーチ)
14. Nun ade, du mein lieb' Heimatland
15. Das Glück der Weld/Amazing Grace(アメイジング・グレース)
曲目;CD2
1. Liechtensteiner Polka
2. Mein Vater war ein Wandersmann(愉快に歩けば)
3. Das Wandern ist Müllers Lust
4. Eine Kustche voller Mädels
5. Horch, was kommt von daraußen rein(夏の山)
6. Nun leb wohl, du keine Gasse
7. Es wollt' ein Reiter jagen
8. Es steh'n drei Birken auf der Heide
9. Westfalen-Walzer
10. Ein Jäger aus Kurpfalz
11. Herz-Schmerz-Polka
12. Die Post im Walde
13. Wenn in Spanien die Gläser klingen
14. Wem Gott will rechte Gunst erweisen
15. Muss i denn zum Städtele inaus(別離/ムシデン)


もうひとつはスエーデンのストックホルムにある Adolf Frederik's Girls Choir と言う合唱団で、同名の音楽学校に所属しているらしい。年齢は12歳から15歳とある。この学校には少年合唱団や混声合唱団もあるようだ。

こちらは上の合唱団とは対照的に、日本で言えば中学生の年齢とは思えないよく訓練された声で端正な演奏を聞かせてくれる。どちらかと言えば真面目に聞く人向き。曲目は北欧民謡の他、クラシックの有名作曲家の作品が含まれている。

タイトル;「I'm here! And you?」
レーベル;Swedish Society Discofil
演奏;Adolf Frederik's Girls Choir
録音年度;2005年
曲目;
1. Vem kan segla(Who can sail?) スエーデン・オーランド地方の民謡
2. Vi gångar oss(We walk astep) スエーデン・ゴットランド地方の踊り遊び歌
3. Vi foro över sjön(We went across the lake) スエーデンの遊び歌
4. Jag unnar dig ändå allt gott(And yet I wish you well) スエーデン・ダレカリア地方の民謡
5. Soound the trumpet Henry Purcell作曲
6. Let us wander Henry Purcell作曲
7. On suuri sun rantas autius(How lonely is your shore) フィンランド民謡
8. Läksin mina kesäyönä käymään(And I walked the vales) フィンランド民謡
9. Zajaká(A maid walked the green meadow) Antonín Dvorák作曲
10. Dyby byla kosa nabrósená(If my scythe had been allsharp) Antonín Dvorák作曲
11. Faderittan satt på taket(Falalala sat on the roof) Jan-Åke Hillerud作曲
12.  Gustav Vasa
13.  Ont i magen(Stomach ache)
14.  Vår Gud på Gustav Adolfs torg(Rock of Ages let our king)
15.  Fjorton höstar(Fourteen horses)
16. Are you sleeping, Brother John? フランス民謡(フレール・ジャック)
17. Vejnemöjnen muzsikál(Wise old Vejnemöjnen) Zoltán Kodály作曲
18. Dona nobis pacem 伝承カノン
19. Människans hem(The home of mankind) Pelle Olafson作曲
20. Panis angelicus César Frank作曲
21. Ave Maria Bach/Gounod/Hillerud
22. Salut Printemps!(We sing to spring!) Cloude Debussy作曲
23. Laulusild(Bridge of song) Veljo Tormis作曲
24. Här är jag! Var är du?(I7m here! Where are you?) karin Rehnqvist作曲
25.  Livsdansen(Dance of life)
26.  Hörru Vecko-Revyn!(Listen! Teenage Review)
27.  Stora kroppsvalsen(Big Body Waltz)
28.  Alla människor(All us human bieings)
29.  När jag är... Hörru... Varför det?(When I am... Listen... Wonder why?)

Die Froehlichen Lieder der Heimat

I'm here! And you?

この写真をぼかして白黒にしたものをディスクのラベルにしているが、どう見ても心霊写真で当人たちにはかわいそうな気がする。

補足1(2016/03/07);
僅かに聞き取れた歌詞の内容(太陽、もみの木、など)が気になって調べて見たところ、これは東映動画の「アルプスの少女ハイジ」がドイツで放送された際に、主題歌として作曲された物のようだ。作曲家の映画等の主題曲リストの動画中に、お馴染みのハイジの顔が有った。

February 26, 2016

偽メールに大笑い

最近またりそな銀行を騙る偽メールが届くようになったが、それを見る度に大笑いしている。使い古しのリストを延々と使っている上、一目見て騙りと分かる文面もいっこうに改善されない。これで成果があるのかいつも疑問に思っている。

思わず吹き出す偽メールの文面の一つを、下記に示しておくので笑って欲しい。

タイトル;りそな銀行重要なお知らせ(20**年**月**日更新)
本文;
20**年「りそな銀行」のシステムセキュリティのアップグレードのため、貴様のアカウントの利用中止を避けるために、検証する必要があります。

本人認証サービス <http://www.lenveon.com/images/index.htm>

ご覧の通り、一目で偽メールだと分かってしまう。よほどナイーブな人でなければだまされたりはしないだろう。

February 25, 2016

理容師が救急法を学ぶ

読売新聞に福岡県の理容師たちが救急法講習を受けたとの記事が出ている。

読売新聞記事;「理容師も急病に対応、救命法学ぶ…利用客高齢化
                     2016年02月25日 20時47

記事によると、利用者の高齢化に伴い店内で急病人が発生した時のことを考えてだという。そういえば理髪師と医師は関係が深い。床屋の赤白青のねじりん棒のサインは、かつて理髪師が外科医の役目も兼ねていた時代の名残で、赤は動脈で青は静脈を表すのだそうだ。

従って理容師が救急法を学ぶのも、歴史的に見れば的外れではないと言えよう。

シャープ身売りによる日本メーカーの損失は甚大

6,000億円で身売りすることでシャープの経営陣は満額の退職金を得て退任できるだろうが、他の同業日本メーカーの損失は大きく数兆円を下ることはないだろう。

これで鴻海は日本のブランドとメイドインジャパンの原産国表示を手に入れることが出来る。国際条約により、台湾や中国などで作った完成品でも日本の工場に持ち込んで包装すればメイドインジャパンの表示をつけられる。これによる利益は巨額に上るはずだ。そして、それは他のメーカーの競争力低下に繋がる。日本メーカーの受ける被害は甚大だ。

シャープの経営陣が売ったのは一企業ではなく、日本の国益なのだ。

February 24, 2016

除染土壌最終処分地不要論

先日、除染土壌の放射線値が下がって一般ゴミとして埋め立て可能な物の比率が急速に増えていると報道されていた。

放射性元素には半減期があると言う特性を考えると、これは当たり前のことだ。後5年も経つと、全体を均一に混合すれば全量を一般ゴミとして通常の埋め立て処分で済ませられるかもしれない。そうなれば、最終処分地どころか現在ある仮貯蔵地ですら不要になりかねない。

以前の記事で、除染をもたもたやっていれば除染そのものが不要になると書いたことがある。いつまでも最終処分地を決められずにいると、今度は最終処分地そのものが不要になるだろう。最終処分地を作るのであれば、早く場所を決めるべきだ。

潮流の変化?

俗に専門家と言われるアナリスト達の発言には、ただ注目を引きたいがための無責任な発言も少なくない。そんな無責任なアナリストの発言が変化し始めている。

去年(2015)の春から夏にかけては年内にも150円/$を超えると言う発言が見られたが、今(2016/02)は年内にもそれは影を潜め、逆に年内にも100円/$もあり得るという発言が出始めている。大げさに言い立てて注目を引こうとするのは彼らの常だが、少なくとも彼らに関しては潮流が変化し始めているようだ。

現実は彼らの予測と逆になることが多いのだが、さて今回はどうなるのだろう。外国為替の実務家だった叔父の言に従えば、アナリストの予想の逆に張れば損はしないのだが・・・・。

February 23, 2016

政策などどうでも良い

政策に共通性がないにもかかわらず選挙協力を模索する野党。当選しやすそうだと言うだけで、政策なしに自民党に入ろうとするノンポリ政治屋。

与党も野党も当選しやすければどうでも良いと野合する政治屋ばかりで、日本の政治は政策無き時代が続く。情けない日本の議会制民主政治。

IE11非対応のサイト

最近インターネットエクスプローラー(IE)11でまともに操作できないサイトが増えてきている。そんなときはFirefox(火狐)に切り替えればうまく行くのだが、これはIEが多くのサイト管理者から見捨てられていると言うことなのだろうか。

補足;当然どちらも標準設定での話だ。クロームやオペラは、どちらもいらぬ物を抱き合わせインストールしようとするのを止めるのが煩わしいので使っていない。

February 22, 2016

続く乱高下

株式市況は今日もまた乱高下が続いている。一日の内でこれほどめまぐるしく上下する状態が何日も続くのはそう有ることでは無い。原因は投機家の疑心暗鬼だろうが、玄人筋が相場を上下させる口実はほとんどが国外事情で、日本の金融当局が制御するのは不可能だ。

これは大儲けのチャンスであると同時に大損のチャンスでもある。ただし、経験の浅い素人筋は手控える方が良いと思うのだが、さてあなたは?

成長無き繁栄

世の中は低成長で不景気だという話ばかりだ。しかし豊かな生活を送るために経済成長は不可欠なのだろうか?私はいつも疑問に思っている。

現代経済では、豊かな生活を送るためにはより多くの収入を得ることが必要であり、そのためには経済成長が不可欠とされている。そしてより豊かになるためにはより多くの収入増加が必要であり、社会全体でそれを享受するためにはより高度の経済成長が必要だとされている。だが、私はそれが真実だとは思えない。

成長が必要だとされるのは社会の富が不足していると言うことなのだろうが、その原因は既に生活には十分な冨を保有している者までがもっと欲しいと望むからだ。言い換えると、豊かな者が足るを知れば貧しい者にも冨を行き渡らせる事が可能になる。

成長が不可欠なのは、社会の多くの部分を足るを知らざる者が占めているからだと私は考える。彼らが足るを知れば、高度成長を求めなくても多くの人が不足のない生活を送ることが出来るだろう。

February 21, 2016

メガソーラーの耐風設計に欠陥

メガソーラーの太陽光発電パネルが強風で飛ばされて、周辺に被害を与える事故が多発しているという。

先日テレビ番組で紹介されていた事例では、基礎工事に手抜きがあって本来の耐風性能を発揮できなかったのが原因とされていた。しかし、元々の設計での耐風性は風速40m/秒だという。これでは十分な耐風性があるとは言えない。

なぜならば日本では瞬間最大風速が30~35m/秒の強風は、台風や冬から春の温帯低気圧でしばしば注意報が出される。一見この数字であれば耐風性能40m/秒であれば十分なように見える。しかし気象庁の用語集を見れば分かるように、瞬間最大風速は0.25秒間隔で測定した風速の3秒間の平均値だ。しかし日頃経験しているように、風の強さは数秒間の内にめまぐるしく変動するものだ。従って、3秒間の間に何回か50m/秒以上の風が観測されていても、3秒間の平均値が30m/秒にも満たないことは十分にあり得るのだ。

つまり、頻繁に注意報が出される風速に対して十分な安全係数がなければ確実に耐えられるとは言えない。この点から考えると、耐風性能40m/秒は明らかに不足で設計上の欠陥と言わざるを得ない。

February 20, 2016

2016年3月5日は地球最後の日?

地球最後の日とまでは行かないが、NASAが3月5日に地球の近傍を小惑星が通過すると発表している。

大きさは30m程と小さく太陽の方向から接近してきているため詳細な軌道計算が出来ていない。また、過去の観測でも十分なデータが得られていない。このため最接近時の距離は、静止衛星の軌道高度の半分から月までの距離の35倍と極めて幅広く見積もられているそうだ。

今回は地球直撃の可能性はないと予測されているが、来年の接近時にはごく小さな確率ではあるが衝突の可能性があるという。この小惑星の大きさは昨年のチェリャビンスク隕石の1.5倍ほどなので、地球を直撃しても人類滅亡に繋がるような大災害になる可能性は無いが、落下地点では衝撃波や砕けた隕石などによる被害は出るだろう。

NASA等によると、数十mクラスの小惑星は100万個はあると見積もられているが、その大半は軌道が分かっていないそうだ。それは小さすぎまた多すぎるためだが、このクラスの小惑星が落下する可能性は常にあると考えておくべきなのだろう。

そういえば、先日インドで隕石に直撃されて死んだ人がいると報じられていた。本当に隕石が当たったのかどうかはまだ調査中のようだが、人のすぐそばに隕石が落下する事故は毎年数件は起きているそうだ。杞の国の人の様に、常に空を気にして生活するわけにも行かないが、空から落ちてくる物は航空機だけではないと言う事は念頭に置いておかなければならないのかもしれない。

玩具風実銃

米国の銃器メーカーは売り上げ拡大のため、子供が好む玩具銃風のカラフルな配色の実銃の商品開発を進めているそうだ。これを6歳以上の子供に販売しようとの考えだが、これまでにもあった玩具銃を実銃と見間違えて子供が射殺される事件が増える可能性は考えに入れていないようだ。また、幼児が玩具だと思い込んで遊び仲間を撃ってしまう可能性も無視されているように思える。

AFP記事;「米銃器業界、カラフルな銃で6歳からの子ども市場に照準 報告書
          2016年02月19日 16:01 発信地:ワシントンD.C./米国

米国の銃所持数維新派は、6歳以上の全ての子供に銃器操作訓練を行い常時携帯させることで学校などでの乱射事件を防止できると主張している。それに沿った商品開発というわけだが、いかにも銃が支配する野蛮国米国らしい主張だ。

February 19, 2016

喫煙映画成人指定の前に

喫煙場面のある映画を成人指定にするという話が流れている。子供が喫煙に興味を持たないようにするためと言うが、それなら子供の県税指定のために先にするべき事がある。

それは、ヤクザや任侠を賛美する映画を成人指定にする事だ。こちらの方がタバコより遙かに有害だからだ。また、戦争を賛美する映画も成人指定にすべきだ。ただしこれには安倍政権が大反対しそうだが。

いずれにしてもこのようなことをすれば、歴史的に名高い名画を含めて20世紀の映画のほぼ全てが成人指定になるだろう。健康ヒステリーも度が過ぎると文化を破壊する。

February 17, 2016

売れ残り食品廃棄禁止法成立

期限切れ食品の大量廃棄が問題にされる事があるが、フランスでは売れ残り食品の廃棄を禁止して慈善団体への寄付を義務づける法律が成立したそうだ。

毎日新聞記事;「フランス 売れ残り食品廃棄禁止…慈善団体寄付、義務付け」
    毎日新聞2016年2月17日 19時01分(最終更新 2月17日 20時37分)

記事によると、全世界の食料生産量の約三分の一が廃棄されている現状を変えようと、フランスでは全土にある大型スーパー-に売れ残り食品の廃棄を禁じ、慈善団体への寄付を義務づける法律ができたのだという。廃棄される量はフランスの約700トンに対し日本では約640トンだそうで、日本でもこのような法律を考えるべきだろう。

株安の原因は産油国の財政難?

ロイターが、日韓の株安の原因は産油国の政府系ファンドが資金を引き揚げたためだとする観測記事を出している。

ロイター通信記事;「アングル:主要産油国の政府系ファンド、日韓株を大量売却か
            2016年 02月 17日 09:54 JST

この記事によると、昨年の韓国株安と今年一月の日本株安は、原油安で財政が逼迫した産油国が自国ファンドの持ち株を大量に売却しているのだという。だとすると、公共料金が安くなる原油安は株安をもたらし、原油高は株高と公共料金高をもたらすことになる。どちらの場合も政府にとっては痛し痒しと言えそうだ。

もっとも安倍政権は、原油高で一般国民が困る公共料金が上がることは気にもとめず、株高だけを大々的に成果として宣伝するだろう。

働かない事も必要

蟻の巣には働かずにぶらぶらしている蟻が一定割合でいるそうだ。無駄に見える働かない蟻(働かず蟻?)がなぜいるのかが謎だったが、今回北大等の研究グループがそれを解明したという。

読売新聞記事;「働かない働きアリ 集団存続に必要 働きアリだけは滅びる
   毎日新聞2016年2月16日 19時54分(最終更新 2月16日 20時58分)

それによると、働いていた蟻が疲れて休むと代わって働かずにいた蟻が働き始めるのだそうだ。働かない蟻が全くいないと全ての働き蟻が同時に疲れて働けなくなり、巣が衰退するのだという。つまり働かない蟻は、先発メンバーが疲れて動きが悪くなると交代して投入される、サッカーやバスケットボール等の控え選手あるいは野球のリリーフ投手のような存在だと言える。後を引き受けてくれる控え選手がいれば、先発選手は疲労をいとわずに活躍出来る。逆に、控え選手がいなければ体力を温存しながらプレーしなければならない。つまりチーム全体の能力が全く変わってしまうことになる。

同じ事は会社などの組織についても言えそうだ。モーレツ社員しかいない組織では、彼らが疲れると機能が停止してしまう。彼らが回復するまで持ちこたえられれば良いが、そうで無ければ組織が崩壊してしまう。

つまり組織を常に良い状態に維持するためには、人的余裕を持つことが必要だと言うことだ。平時はぶらぶらしていて緊急時に出動する遊軍を置いておくか、あるいは全員を全力で働かせるのではなく常に余力を残した状態を保つかするべきだと言う事になる。

これは社員を効率よく働かせる、いわゆる優秀な経営者には受け入れにくいかもしれない。しかし組織運営上必要な事なのだろう。派遣社員を使えば良いという考え方もあるが、派遣社員と自社社員では組織維持のために期待できる貢献度が全く異なる。

February 16, 2016

拉致被害者調査終了

北朝鮮が拉致被害者調査の調査をやめると通告してきた。ロケット発射に対する制裁が日朝合意に違反するとの理由だ。元々、自民党内の北朝鮮利権派の要求で制裁を緩和するための口実として安倍内閣が北朝鮮に要望した物で、北朝鮮としては形ばかりにしか対応する気のなかったもので、何かあればそれを口実にやめるつもりでいたはずだ。

元々北朝鮮に対しては自民党は弱腰で、今回も拉致被害者調査の終了に対する制裁は持ち出す様子がない。これはかつての対中関係同様に、自民党およびその支持者内に北朝鮮との貿易利権に繋がる者たちが多数おり、彼らの権益を守る必要があるからだ。

今回もおそらくまた、米国は関心がない拉致被害者調査については、自民党政権は形ばかりの抗議でお茶を濁すのだろう。

糖質制限ダイエットで若死に?

読売新聞によれば、糖質制限ダイエットの提唱者桐山秀樹氏が2月6日に亡くなったという。

読売新聞記事;「糖質制限ダイエットの桐山秀樹氏、心不全で死去」
                     2016年02月16日 11時37分

記事によれば享年62歳と今の男性としては若死にだ。死亡原因は心不全だが、心不全とは単に心臓が動かなくなったと言うだけの意味で、真の死因を明らかにしたくない場合や明らかに出来ない場合に使われる表現だ。つまり心臓が止まった原因は他にある。

一時メディアでもてはやされた「糖質制限ダイエット」の提唱者だそうだが、過剰な糖質制限による衰弱死でなければ良いが。内臓などに病気や機能の低下を抱えているのでなければ、食事制限よりも身体を動かす事がお勧めだ。食べる以上に熱量を消費すれば太らないし、内臓や筋肉の機能も向上して健康に良い。

マイナス金利ショックは落ち着くか?

昨日(2016/02/15)はマイナス金利ショックの値下がりを一気に取り戻して、今日はやや小幅の値上がり。年初からの値下がりを取り戻すにはほど遠いが、市況が落ち着く兆しなのかどうか。

どの国の市場においても国内要因よりも国外要因の影響が大きいので、投機家をパニックから脱出させるのは難しいが、値動きが収まれば多少の効果があるだろう。ただし、値動きが収まることはヘッジファンドにとっては儲ける機会が減ることになる。市場全体としては痛し痒しなのかもしれない。

いずれにしても、まだまだ素人が手を出せる状況ではない。

February 13, 2016

自動運転装置を運転者として認定?

米国当局がgoogleに対して、同社が開発中の自動運転装置を運転者として認め、人間の運転者なしでの運用を認める意向を伝えたと報じられている。

これはつまり自動運転装置に法律上の人格を与えると言う事でもあるのだが、人間の運転者なしで運行中の事故責任は誰が負うことになるのだろう。処罰を受けるのは誰で、賠償責任は誰にあることになるのか。

February 12, 2016

黒田バズーカがアベノミクスを撃墜?

マイナス金利宣言後一週間で約2,000円の株価下落。さらに約5円の為替レート上昇。

黒田バズーカは、アベノミクスがその上に立って精一杯の背伸びをしていた踏み台を撃って粉砕してしまったようだ。黒田氏がアベノミクスを撃墜したと言っても良いだろう。

戦場でうろたえた新兵が味方を撃ってしまうのはコメディーではよくあるシーンだが、一国の信用の元締めがこれでは困ったものだ。

育休代議士の辞職

目立つことをするとパパラッチに狙われると言う事を予測できなかったが故の「悲劇」。

教訓;目立ちたい者は自らを厳しく律せよ。

平均株価大荒れ

今日も平均株価は大荒れだ。約500円安で始まった東京市場は20分で700円安で15,000円割れとなり、その後はやや値を戻したが10:30現在15,000円を防衛線とするせめぎ合いが続いている。

最終的にはもう少し値を戻すとは思うが、先行きに対する疑心暗鬼が蔓延している現状を見ると、落ち着きを取り戻すのはまだ先になりそうだ。それだけにうまく立ち回れば大儲け出来るが、それに見合う損をする人も当然出る。素人は火中に手を突っ込まないことだ。

追記(2016/02/12 11:20);
下げ幅が次第に拡大して14,900円を割り込んだ。防衛側の旗色が悪くなっているようだ。

追記(2016/02/12 18:55);
防衛側ががんばって値下がりを300円台に戻すと思っていたが、攻撃側の勢いに圧倒されてしまったらしい。黒田氏のバズーカは、市場が精一杯背伸びして立っていた足場の脚立を撃って壊してしまった様だ。

アジア暴落の反動でヨーロッパ市場はやや持ち直しているが、今後米国市場がどう動くのかは予想が付かない。

ロイターのサイトにある論評に、今回の値下がりの原因はマイナス金利による銀行株の値下がりだと言うものがある。他にも同様の趣旨の論評があり、現在までの所はマイナス金利反対派の主張が正しかったと言える。ただ、現在の乱高下はそんな理屈からはかけ離れた心理的パニックで生じているようにも見える。それ故今後の動向は予測しがたい。

追記(2016/02/13 01:50);
日本時間の夜遅くなって始まった米国市場も立ち直りを見せている。これで月曜日は値上がりを期待しても良いのだろうか。来週発表される経済指標でまた大きく動くのだろうが、それが値上がりか値下がりかどちらだろう。

February 11, 2016

内閣総失言時代?

高鳥氏がニュージーランドのブルーチーズがおいしいと言って、TPPによる被害を心配している酪農家の神経を逆なでしたのに続いて、島尻氏が自分の所管事項である北方領土の地名を読めず、安倍氏はストックホルムとオスロを間違えるなど今度は地理に関する失言が続いている。

高鳥氏の発言は言語道断だが、自分の所轄の最重要の島の名前を知らなかったり、日朝問題の重要な合意を行った場所を忘れるなど、所管事項に真剣に取り組んでいるのかを疑わせるような発言だ。それとも保守政治家の一般常識などその程度のものなのか、あるいは若年性認知症なのか。

いずれにしても内閣の一員としての適性・能力を疑わせる発言だ。

February 10, 2016

自分の足を撃った?黒田バズーカ

株価は昨日の暴落に続いて今日も大幅な値下がりが続いている。世界的な景気先行き不安に加えて、マイナス金利による金融業への不安が出てきているためだという説もある。

過去の世界恐慌の多くは金融不安から始まっている。だとすると金融不安を導いた黒田氏が恐慌の引き金を引いたことになるのかもしれない。

未熟な兵士は慌てて自分の足を撃つことがあると言うが、黒田バズーカが自分の足を撃ったのではないことを祈る。

アメリカがくしゃみをすれば

対米輸出への依存度が高かった高度成長時代、「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく」あるいは「肺炎になる」などと言われた。同じような事は今も続いている様だ。

中国が肌寒さに身震いをするとアメリカがくしゃみをする。そうすると日本の株価が暴落して金融業界は風邪をひく。日銀の黒田氏が以下に大見得を切って見せても、グローバル経済の今日、所詮日本の経済は国際経済情勢に支配されている。

一国でじたばたしても無駄なことと達観して、世界的なパニックが静まり、冷静さを取り戻すまで静観するのも一策だ。

February 09, 2016

市場崩壊?

今日の株価は午後に入っても下がり続け、値下がり幅は900円を超えている。かつてのブラックマンデーの時に出張で米国にいたが、翌日の新聞には「Collapse(崩壊)!」の見出しが躍っていた。今回の値下がりも崩壊レベルに近づいているようにも見える。

日銀が大見得を切って発表したマイナス金利が、皮肉にも金融不安を引き起こして金融株の値下がりを助長しているというアナライザーも出始めている。マイナス金利は全く思惑外れだったと言う事だろう。日銀総裁が強調した効果が不足であればさらにマイナス幅を広げると言う発言も、こうなっては何の意味も無い。むしろ逆効果といえるかもしれない。

この状態から抜け出すには投機市場は軽視し、実体経済の動向を重視すべきだ。そのために必要な事は金融中心政策ではなく、所得中心政策だ。最近発表では2年連続して実質賃金が減少しているという。これでは昨年末から目立っている消費意欲の減退がさらに進むだろう。

実体経済の回復には実質所得の増加と安定した雇用が不可欠だ。小泉政権が推進した低賃金化と人員整理はデフレの後押しをしたが、賃金増と雇用増は消費を増やしデフレを止める。物言う株主が求めた、大胆に賃下げと人員整理を行う経営者ではなく、雇用の安定と賃上げを大胆に行う経営者の後押しをすべきだろう。

目先の利益を追う「物言う株主」はデフレを招き、経済の長期安定成長を損なう。

近づく金融恐慌の足音?

日銀が大見得を切ったマイナス金利発現の効果も、数日持たずに吹き飛んでしまった様だ。乱高下しながら下がり続ける株価では、玄人筋はともかく、新たな参加者や投入資金を増やそうとする投機参加者は減少する一方だろう。

銀行はそれに対抗すべく「財テク」の看板を書き換えた「フィンテック」をはやして融資先を増やそうとしている。しかし、「財テク」はバブル崩壊時に多くの倒産企業を出した元凶だ。それに懲りた企業は少なくないので、バブル期ほどの顧客拡大効果は期待できないだろう。また世界経済の先行きに対する不安から、新規の起業投資も細るだろう。

金利が低下して融資先も縮小するのでは、金融機関の経営は苦しくなる。この状態が長く続けば経営危機に陥る金融機関もでるだろう。

これまでに何度も書いてきたように、グローバル化が進んだ現在の世界経済では、一国でじたばたしても持続的な効果は得られない。国際経済に影響力が大きい国民消費上位少なくとも30国程度以上で談合して、所得と消費を増やすための政策協調をしなければ大きな効果も持続的な効果も得られないだろう。一国の政策でなんとかできると考えるのは幻想に過ぎない。

倒壊ビルの一斗缶

台湾の高雄で倒壊したマンションの柱に一斗缶が埋め込まれていたという。

報道ではサラダオイルとされているが、画像を見ると日本の大手塗料メーカのロゴがはっきりと見える。わざわざ食料油の空き缶を集めて使ったのではなく、自社の工事で使用した塗料の空き缶を再利用したもののようだ。

それとも塗料の空き缶を食用油の容器に再利用することがあるのだろうか?洗浄に大変な手間がかかってかえって高くつきそうに思うのだが。

February 08, 2016

暖冬ヨーロッパ

この冬、西ヨーロッパは120年ぶりという異常な暖かさで、様々な被害が出ているそうだ。スキー場などのウインターリゾートでは雪不足で営業できないところがあるし、農業でも冬野菜などに被害が出ていると報じられている。

この6日と7日に女子ジャンプのワールドカップ競技が開催されたオーストリアのヒンツェンバッハでも全く雪がなく、テレビ中継画面に映るジャンプ台周辺は緑の草に覆われていた。また、大西洋岸のイギリス、フランス、スペイン等はたびたび激しい冬の嵐に見舞われている。

ジャンプ台周辺の様子

ジャンプ台周辺の様子。
NHK BS1の画面から。
(2016/02/06)

一方で、米国中部から東海岸にかけては異常な高温と低温に繰り返し見舞われており、中国南部からベトナム、タイにかけての山岳地帯では大雪が降ったりもしている。

近年の極端気象は激しくなるばかりで、百年に一度の異常気象が日常化しつつある。温暖化ガス増大による被害がますます拡大していると考えるべきなのだろう。

日本人も生産活動に関係しないエネルギー消費を極力減らし、炭酸ガス放出量削減に貢献しなければならない。原発を止めているが価格が高い自然エネルギー発電の電力は使いたくない。低コストの石炭火力を増設しようなどとの身勝手を言ってはいけない。

February 07, 2016

人間ピラミッドの荷重

中学校の体育祭で行われる組み体操での事故が頻発しているため、自治体によっては規制を始めているそうだ。

特に事故が多いのは塔やピラミッドの崩壊事故で、段数を制限するなどの規制が始まっていると言う。事故の原因は段数が増加すると、最下段にどのような荷重がかかるのかを正しく考えていない事にあるように思える。そこでそれを計算してみた。

(図をクリックすると大きなサイズの図が別ウインドウで表示されます。
数字は最小桁まで使って計算し、最後に少数以下3桁目を四捨五入して記載。)

計算は上から順次加算する形で行った。赤字がその段のメンバーにかかる荷重で、これに本人分を加えて2で割ったものが次の段の二人への荷重(黒字)となる。下の段は上の二人から2分の1ずつの荷重を受ける事になる。

計算してみると各段の中央にかかる荷重が非常に大きく、中学3年生男子の平均体重54kgを適用すると、総重量は2,970kgで10段目中央の二人にかかる荷重は400kg近くになる。これでは体格の良い中学生でも長くは持ちこたえられないだろう。


これから考えると、荷重を計算せずに見た目の派手さだけを考えて段数を増やした、教員達の軽率さが原因とみて良いだろう。その意味で、無理な組み体操をやらせた無謀な教員達は過失傷害罪に問われても致し方ないと考える。

これは俵積みの場合だが、ピラミッドの場合も同様の手順で計算できる。そのメンバーにかかる上からの荷重と本人の体重との合計の四分の一が下の段の四人のメンバーのそれぞれにかかる荷重として計算すればよい。

実際に計算してみると、十段の場合最下段の中心部四人にかかる荷重はそれぞれ約6.51人分となり、平均体重をかけると約350kgとなる。やはり中三の男子が支えるには過大な荷重と言わざるを得ない。

February 06, 2016

胡蝶蘭開花(2016)

2月に入って、今年も胡蝶蘭が咲き始めた。

今年の1番手はライムグリーンの中大輪で、完全に開くと差し渡しが9~10cmになる。

口紅やピンクの中輪のつぼみも膨らみ始めていて、これから約2ヶ月は楽しめる。

(2016/02/06撮影)

開花し始めた濃ピンク花

2番手は濃ピンクの中輪。今年は花茎が短く花数も少ない。植え替えが乱暴すぎたのかも。
(2016/02/08撮影)

今年は全6株(鉢)のうち一つに花茎が出ていない。植え替えの際、鉢の外に伸びた根が長すぎて新しい鉢に収めることが出来ず、切り詰めざるを得なかったのだが少々やりすぎたのだろうか。

ライムグリーンの胡蝶蘭

完全に開花したライムグリーンの胡蝶蘭。唇弁の色が薄いので他の黄色の品種のようなうるささがない。
(2016/02/20撮影)

February 05, 2016

マイナス金利も効果無し

日銀が自画自讃したマイナス金利宣言も二日しか持たず、投機市場は下がり続けている。

要は、グローバル経済の元では一国でじたばたしても望む効果が得られないと言うことだ。主要国で談合して動かない限り、何をしても実効あるものにはならない。

一国でできる事は、投機市場の動向には影響されずに、気長に地道に国内の仕事を増やすことで庶民の消費を上向かせることだ。そして、国内への資金還流率の低い輸入品よりも国産品を購入するよう、国民に勧めることだ。

賃金を上げて国内消費を増やす。そして資金還流率が高い国産品を愛用する。一度グローバル化を巻き戻して国内経済依存率を高めなければ、一国で効果がある経済政策などあり得ない事を理解すべきだ。

それでなければ、主要国の談合による政策協調だが、これも各国の利害対立で実現する可能性はほとんど無い。経済の今の状況はグローバル化がもたらしたことだと言うことを忘れてはいけない。

February 04, 2016

後進国化する米国政治

口汚いののしり合いと、選挙結果が意に沿わないと不正があったと騒ぎ立てる。これは民主政治が未熟な後進国の特徴だが、米国の大統領選挙にはこれが揃っている。

今回の大統領選挙ではこの2点が際立ち、米国政治の後進国化がますます進んでいることを感じさせる。もはや米国は政治的先進国ではないと言えそうだ。

February 03, 2016

空振りに終わりそうなマイナス金利

日銀自慢のマイナス金利もその効果が数日持たずに吹き飛んだ。

実経済への影響が少ないであろう事はヨーロッパの実績から予測されていたが、こうも短期に効果が消されるとは日銀や安倍政権も思っていなかったろう。

これまで長く続いた低金利と資金供給で既に市中の資金はだぶついている。市中資金の受け手であった投機筋も、中国リスクや原油価格リスクで手控えざるを得ない状況になっている。そこにマイナス金利で資金を供給しようとしても資金の引き受け手がない。だからお義理のお囃子相場にしかならず、所詮は長続きはしない。

現状政府がすべき事は仕事の創出だ。庶民の仕事を増やして賃金を引き上げ、所得を増やす事により消費を増やす、それがまずなすべき事だ。そのためには小泉政権以来政府が主導して引き下げてきた賃金を引き上げなければならない。特に派遣労働者やアルバイト、さらには福祉事業などの最底辺の賃金を引き上げるべきだ。

それなしには持続可能な経済成長にはならないだろう。物価は賃金に従うものだからだ。

February 02, 2016

マイナス金利のもたらす物

マイナス金利の導入で株価は上がったが、景気全般に対する影響については議論が続いている。

私には、バブル期の「財テク」の看板を掛け替えた「フィンテック」と称する「押し貸し」が横行するようになるとしか思えない。金融機関が強い立場を利用して中小企業や中堅企業に融資を押しつけて投機バブルを演出し、それが行き詰まると(必ず数年で行き詰まる)今度は貸しはがしで多くの企業を倒産に追い込む姿が見える。

物価低下≠デフレ

物価が上がればインフレ、下がればデフレと単純に決めつけることが一般的だが、物価低下はデフレと同一ではない。なぜならば景気に悪影響を与える値下がりと良い影響を与える値下がりの両方があるからだ。

たとえば、製造業の原料やエネルギー源の大半を輸入原料に依存する日本では、輸入原材料の値下がりは景気に悪影響を与えずむしろ良い影響を与える。また、適度(moderate)の豊作も農産物の値を下げるが農家の収入増から消費の増大ももたらす。

逆に輸入原材料の高騰は製造業の業績を圧迫し売り上げも低下させるので景気に悪い影響を与える。強度の不作もまた農家の収入を減らし、かつ消費者の家計を圧迫するので景気を減退させる。

つまり物価の上下だけで、単純に景気への影響を測ってはいけないと言うことだ。物価は景気動向の原因ではなく、結果なのだから。

February 01, 2016

高梨沙羅が負傷

高梨沙羅は昨日(2016/01/31)の第九戦にも勝って七連勝し、九戦八勝とただ一人別の空を飛んでいるかのような快進撃を続けている。しかし実は30日の第八戦では事故寸前の危険な場面があった。

それは一本目を飛んだ後、ブレーキングゾーンで止まりきれずフェンスに顔を打ち付けてしまったのだ。幸い大事には至らなかったが、表彰式に彼女の左頬には打ち付けた痕の赤い筋がはっきりと残っていた。第九戦の表書式の写真でもまだうっすらと痕が見て取れる。

誰よりも遠くへ飛ぶ者には、ブレーキングゾーンが不足するというリスクもあるようだ。

「フィンテック」;看板を変えて再登場した「財テク」

金融機関が、バブル時代の流行をカンバンを変えて再登場させているようだ。

その名は「フィンテック」。新しい収益源としてメディアが囃し立て始めているが、中身はバブル期に同様にメディアが囃し立てて流行した「財テク」と本質的には変わっていないようだ。もっとも「フィンテック」とは「Finance-Technic」の略だそうで、Finance=財政,資金,財務であるから「財務テクニック」の意味であった「財テク」の直訳と言っても良い。ただし、これが日本語の「財テク」に由来する英語なのか、あるいは「財テク」を衣替えした和製英語なのかは知らない。この分野では古来和製英語が多いので和製英語の可能性は十分にあるだろう。

バブル期の「財テク」は、金融機関が貸し出しや取引手数料収入を増やすために考え出した新語と思われる。簡単に金が稼げる安全確実な財務手法で、これをしない経営者はバカだと言わんばかりにメディアも囃し立てた。その結果バブルは拡大し、結果として多くの企業に深刻な被害を与えた。

今回は実体経済回復の足取りが重く、貸出先不足に悩む金融機関がバブルの再現により収益拡大を目指して新たな流行を作ろうとしているように見える。今回もメディアが煽り始めているが、賢明な経営者は借り入れをしてまでそれに乗らないことだ。

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