イスラム宗派間戦争が国家間対立に
イスラム教宗派間の対立が急速に激化している様だ。
サウジアラビアが王家を批判してきた指導者を含むシーア派47人を処刑した事で、サウジアラビアとイランの対立が悪化してサウジアラビアが国交断絶を宣言したという。すぐにペルシャ湾をはさんでの戦争に波及することはないのだろうが、一触即発の状態に近づいたことは間違いが無い。
これをきっかけに、値下がりを続けてきた原油が、戦争を当て込んだ投機筋によって値上がりに転じる可能性もある。米国を後ろ盾とし財力を誇るサウジアラビアと強大な軍事力を誇るイランの対立で、経済的な影響を含めて、世界の火薬庫と呼ばれるこの地域の情勢から目が離せなくなってきた。
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