安いことはよいことか?
高度成長末期には「大きいことはいいことだ」と言う言葉が流行り、バブル期には「豪華なことはいいことだ」と言う風潮が広まり、バブル崩壊後はそれが「安いことはいいことだ」となった。
その後「安いことはいいことだ」が「安けりゃいい」になり、さらに「安かろう悪かろうでも良い」になってしまっているようだ。
昨日(2016/01/15)のツアーバス事故も、先日明らかになった廃棄食品の横流し、そして再三繰り返される低料金航空会社の機体トラブル。これらは全て「安いんだからこれが当然」という風潮が背景になっている。これは中国の悪質業者と同じ考え方で、日本人や韓国人もする事は同じという不都合な真実を示している。
このような業者によるトラブルを避ける為には、その業者の価格がなぜ安いのかを詳細に見極める眼力が必要だ。見極めをせずにトラブルに遭っても、それは自業自得(自己責任)と言うべきだろう。
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