イランの経済制裁解除は世界経済の救いの神?
中国経済の成長鈍化に失望した西欧企業が、経済解除されたイランの国内市場に殺到し始めている。
もはや高度成長が期待できなくなった中国市場に代わり、イランが世界経済を救うことになるのだろうか。少なくとも、中国で得られなかった売り上げの増加分を何とかカバーしたいと考えているように見える。
しかし中国の高度成長が永久に続かないのと同様、イランの新規市場も拡大は長くは続かないだろう。世界各国の企業がなだれ込んでいる現状を見ると、さして経たぬうちに過当競争で利益が上がらなくなるだろう。売り上げ拡大は良くて5年、その後は過当競争による利益減と想定して取りかかるべきだろう。
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