市場崩壊?
昨年(2015)の日経平均終値は19,033円で、新年度は20,000円を目指すはずだったが新年度は暗転して今や17,000割れに怯える状態だ。僅か一週間で2,000円近い値下がりは市場崩壊に近い。
中国の景気減速が原因と言うことになってはいるが、各国の市況を見ると中国を除くと日本の値下がりが突出している。これには何か(中国人の参加者が多い?)日本独特の理由があるのかもしれない。
中国の現状は、高度成長から安定成長への移行期には避けられない物だ。しばらくしてパニックが収まれば、日本の実体経済とはかけ離れたところでうろたえていたことに気付いて乱高下の幅は縮小するだろう。企業家は、投機は投機、実体経済とはまた別の世界のことと達観して対応するのが良い。
追記(2016/01/14);
昨日(2016/01/13)の値上がりを今日(2016/01/14)あっさりとはき出して、乱調は今日も続いている。これだけの幅で上げ下げが続くと短期間に儲けるチャンスでもあるのだが、夜に入って開き始めたヨーロッパの市場でも2~3%の下落の様子で買いに出にくい雰囲気は続いている。。素人投資家がパニックから抜け出すきっかけはまだ先のようだ。
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