翼状片除去手術
しばらく前から右目にレースのカーテンが掛かったような状態になってきた。以前から白内障を指摘されていたので、白内障が悪化したのかと思って眼科に行くと、白目の組織が異常増殖して黒目の上に張り出してくる翼状片という病気だという。
レースのカーテンがかかったようになったのはこれが瞳の上にまで被ってきたからで、手術で剥がすしか対処法がないのだそうだ。と言うわけで先日取り除く手術を受けた。
手術自体は局所麻酔の日帰り手術で30分もかからなかった。ただ困ったのは、目を動かすなと言われているのに、それこそ目の前で器具や指が動くのでついそれを追ってしまうことで、動かさないようにするのに一苦労した。
手術後はレースのカーテンがなくなり視野がすっきりした。ただし取り除いた後の角膜がくぼんでいるので、その側の片目だけで見るとものが二重に見える。これは不正乱視なのでコンタクトレンズ(ハードタイプ)を使えば治ると言うのだが、今更コンタクトレンズの使い方を習うのも少々おっくうだ。両目で見る分には二重像が気にならないのでさてどうしたものかと思案中。
付け加えると、白内障の方はさほど酷くはなっていないようだが、左目と較べるとやはり視力が落ちている。これもいずれは手術が必要になるかもしれない。
それはそれとして、年を取ってからは鏡で自分の顔をしげしげと眺めることもなくなっている。日頃から自分の顔をこまめに点検していれば、翼状片がこれほど大きくなる前に気づいて眼科にかかっていただろう。翼状片が瞳にかかる前に除去すれば、角膜が凸凹になって不正乱視になることもない。年を取って自分の顔を見飽きても、鏡に映して点検することは必要なようだ。
« 日韓合意 | Main | 自転車でバイクをひき逃げ »
« 日韓合意 | Main | 自転車でバイクをひき逃げ »
Comments