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September 16, 2015

武装勢力の愛用車はTOYOTA

政界の紛争地帯のニュース映像を見ていると必ず登場するのがトヨタ車だ。特にハイラックスの荷台に大型機関銃などを搭載したものが多いが、ランドクルーザーの車体を改造した例も少なくない。

昔のテレビドラマに「ラットパトロール」というものがあり、ドラマ中ではジープの後部座席に重機関銃を取り付けたものがナチスドイツ軍の戦車隊を相手に大活躍していたが、今はトヨタのハイラックスがその用途に使う車の定番らしい。

愛用される理由は、道路の整備されていない地域で資材や人を運搬する作業用車として世界中に多数が販売されており、紛争地域でも安価に入手できる。四駆(二駆もある)なので不整地でも高速で走行できる。さらに、フレームとボディーが独立しているために、頑丈で修理がしやすく、武器搭載のための改造も簡単だと言う事のようだ。そのために様々な兵器を搭載でき、重機関銃の他、対空機関砲、多連装ロケット砲、対戦車ミサイルランチャーなどを搭載した例もある。

中東の他、アフリカや中米の紛争地からの報道映像に、このように改造されたハイラックスの荷台に自動小銃を振りかざした武装勢力戦闘員が鈴なりになって乗っている画像はお馴染みになっている。反政府武装勢力だけでなくしばしば政府軍側でも使用しているようだ。今や、ハイラックスは世界で最も多数が使われている歩兵用軽戦闘車両と言っても良いかもしれない。

このように改造された車は言ってみれば兵器なのだが、現在は国外生産であるうえ現地で中古車を改造されるのでは「武器輸出三原則」の適用のしようもない。トヨタは、世界最大の軽戦闘車メーカーと言われるのは心外だろうが、他に代わるものがない現状では我慢するしかないようだ。

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