何が何でも前アクセント!
最近テレビなどで前アクセントがやたらに多い。何が何でも前アクセントというのが流行しているのだろうか。本来関東弁や伝統的な江戸弁の系譜に連なる東京弁ではフラットアクセントや後アクセントである単語まで、全て前アクセントで押し通しているような例もある。
栗、里、腰、陸稲、鳥、桜など前アクセントで話されると、私は強い違和感を感じる。もちろん日本語では前後の言葉のつながりの中でアクセントが入れ替わることが多いのだが、それとは無関係に何が何でも前アクセントで押し通すのは聞き苦しい。
もちろん関東弁と標準語では異なる部分は多いのだが、地方の学校では標準語ではほとんど全ての単語が前アクセントだとでも教えているのだろうか?
2016/12/24追記;
そういえば一時「フラットアクセント」が流行していると言われたことがある。これは今でもあまり変わらないと思うのだが、「何が何でも前アクセント」は「フラットアクセント」に対する反発なのだろうか。
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