ドローン・インシデント
無線操縦の小型多ローターヘリコプターがらみの騒ぎが多発している。
無線操縦の飛行機やヘリコプターは昔からあるが、その時代には高価だったため無線操縦機を楽しむ人は限られていた。また、製作や操縦にはそれなりの知識と経験を要するため、未経験者は先輩の経験者の指導の下に飛行を楽しんでいた。そして、飛行はトラブルが生じても他人に被害を与える恐れの無い場所で楽しむのが常識だった。
しかし今は手軽に完成品を購入できるため、暗黙のルールや危険予知能力が無い未経験者が好き勝手な場所で飛ばしているようだ。このまま放置すれば、大勢の人で混雑する場所で飛ばして人に怪我をさせたり、器物を損壊する事態が発生する事は目に見えている。こんな状況ではある程度のサイズ以上のものは免許制にするなどの規制が必要になるだろう。
気軽に楽しめるままにしておくためには、他人に被害を与える潜在危険がある場所では飛ばさないなど利用者の自己管理が欠かせない。
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