2014年11号台風
全国的に大雨を降らせてやっと遠ざかりつつある台風11号。近年常態化しつつある局所的豪雨を広範囲にもたらし、かなりの浸水被害が出ているようだ。
この台風には一つ際だった特徴がある。それは上陸してもあまり勢力が弱まらなかったことだ。これまでの台風の多くは上陸すると急激に勢力が弱まり、中心気圧が990hPa以上になったのだが、今回は日本海側に抜けたあとも970hPaと強い勢力を保っていた。11号台風は今も日本海を北上し続けており、このままで行くと暴風圏を保ったままロシアのウスリー地方に接近しそうだ。
熱帯性暴風の経験が少ないロシアで、大きな被害が出ないことを願う。
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