老朽CDプレーヤーの修理
30年物のCDプレーヤーが故障した。トレーが開閉しなくなったのだ。機種はONKYOのCR-200で、購入してからかれこれ30年になる。 |
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左がオリジナルの駆動ベルト、右が今回入手品。購入したのは内径24Φ×1.6□だが、取り外した物を実測すると内径26Φ×1.9□だった。直径が大きいのは伸びたためと思われるが、断面が太いのは本来のサイズかもしれない。 |
内部のトレー駆動部。黒い円形が駆動モーターで、その軸に取り付けられた淡黄色(たぶん本来は白色でデルリンかナイロン製)の小プーリーで駆動ベルトを動かす。ベルトはやはり淡黄色の大プーリーを回転させ、トレイを出し入れする。今回のトラブルの原因は、小プーリーとベルトがスリップするためだった。 |
駆動部の拡大。アルミ製のプーリー押さえがあり、留めネジで固定されている。これを外すと大プーリーが取り外せる。あとは駆動ベルトを大プーリーに取り付けて、元の位置に戻せばよい。大プーリーとベルトとの間に細い棒を挟んでおくと、大プーリーを元に戻した後に簡単にベルトを小プーリーに掛けられる。 |
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