北朝鮮になめられた安倍政権
北朝鮮が立て続けに短距離ミサイルの発射演習を行っている。ミサイルはその性質上、定期的に品質(性能)チェックを行わなければならないが、分解してパーツごとに試験するのは費用と手間がかかる。結局、自国内でできる短距離ミサイルは演習をかねて発射してしまうのが手っ取り早いと言うことだ。
それはともかく、北朝鮮がこのように立て続けにミサイル発射演習を行う背後には、いまなら日本は強い態度が取れないと見切っている事がある。
外交で失点を重ねている安倍政権は、反日キャンペーンを強める中韓への対応措置として北朝鮮との関係改善を望んでいる。拉致被害者調査問題も人質に取った。従って米国が大騒ぎするようなことでなければ、何をやっても日本は強い態度に出ない。
明らかに北朝鮮はこう見切って、安倍政権を見下して行動している。また、北朝鮮の政治利権につながる商社の圧力で動く、自民党内の北朝鮮シンパも関係改善を期待して活動を活発化させると見込んでいるだろう。北朝鮮の強気の背景にはこうした事情が見える。
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