マイクロソフトがウインドウズを捨てる日が来るか?
携帯情報端末の小型化と高機能化が急速に進められている。
最近もアップルやグーグルがめがね型や腕時計型の情報端末を発表している。これらは身につけられると言う意味でウエアラブル端末と呼ばれるようだが、私のような老SFファンにとってはおなじみだ。
現在までに発表されているウエアラブル端末はまだまだ操作しにくそうだが、SF中では声や脳波などの思考で操作するものが多い。操作性が改善されれば、業務などに広く使われるようになるだろう。ただし、現状の(少なくとも日本の)携帯端末の用途としてはゲームの比重が高い。ゲーム用途にはある程度大きな画面が必要なので、この点の改良も求められそうだ(補足1)。
それはともかく、データ通信の分野において携帯端末の比重が高まるにつれて今のパソコンの利用は減少するだろう。そして超小型端末に使うには重すぎるウインドウズのシェアもそれに伴って減少するだろう。
いずれマイクロソフトがウインドウズに見切りを付ける日が来るかもしれない。
補足1;フルカラーホログラムなどを利用して、空中にディスプレイを投影する様な技術ができるかもしれない。
補足2;すでに実用の可能性が示され、実用化研究が進められている脳波による入力技術が発展すれば、音声入出力を兼ねたヘッドセットだけで良くなり、タッチパネルも不要になりそうだ。盲人に空間情報を伝える目的で研究されている、直接脳内に情報を送り込む技術もいづれ可能になるだろうが、これは半端な開発状態で利用するのは怖い気もする。
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